ジメジメとした暑さが続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科4年の秋田愛です。
前回松井(政3)が書いてくれたブログを読み、「頼る」という言葉から「信頼する」について考えるようになりました。
バレーボール部女子に限らず、チームや組織において大事な要素は沢山あると思います。協調性、リーダーシップ、主体性、報・連・相などなど…どれも大事ですが、私が特に大切にしていることは「信頼」です。最上級生になってからは、特に心がけようとしています。コート外では、主務として任せられた仕事を円滑に行い、なるべく部員や関係者の皆様にはレスポンスを早めにしようと意識しています。(まだまだ至らない点は沢山ありますが汗)コート内では、6人全員が互いに信頼関係を築くことが大事です。信頼関係がなければ、譲り合ってお見合いをしたり、あるいはぶつかってしまったりして、ボールはコートに落ちてしまいます。
以前の私であれば、私が主務という役目を担って良いのか、前主務の矢野菜奈先輩のように仕事ができるのだろうか。コート内ではAチームの一員としてミドルをしっかり務められるのだろうか。私よりも違う人が出た方がいいのでは…と考えていました。今でも時々不安になってしまうこともありますが、信頼される人になるには、まずは自分自身を信頼する必要があると感じました。自分を信じて、コートに出ていないメンバーの想いをちゃんと背負い、試合に挑むこと。これが第一歩なのではないのかなと思います。
上記以外に、周りから信頼されるようになるにはどうすれば良いのか自分なりに考えてみました。コート内のことを話すと、もちろん技術は大事です。この人ならディグしてくれる!綺麗なトスを上げてくれる!決めてくれる!という感情はチームの士気を上げてくれますし、体育会である以上慶應の名を背負い、勝利を掴むことを目標としているので、技術の向上は必須です。しかし、技術だけでは周りからの信頼を得ることはできないとも思っています。
普段の練習での態度、他人との接し方、練習中や練習外でどれだけ努力しているか、チームのためにどれだけ動いているのか。
これが基本だと思っています。基本ではありますが、常にこのように行動することは身体的にも精神的にもとても労力を使うと思います。私も文章では簡単に言えていますが、実際に行動に移せているのかどうかと言いますとまだまだです。これからも自分を信頼し、仲間を信頼し、最終的には周りから信頼される人になれるよう精進してまいります。
精神的な話を長々と書いてしまいましたが、少しでも思いが伝わっていれば幸いです。
今週末は春季リーグ戦の代替試合である交流戦が控えております。感染対策は徹底しつつ、交流戦に向けて部員一同練習に励んでまいります。
まだまだ不安定な世の中ですので、皆様もくれぐれもご自愛ください。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。