女子

半学半教

経済学部卒業生  照井 静華

早いもので今年もそろそろ半分が過ぎようとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
経済学部4年の照井静華です。

昨日より3部女子の交流戦が開幕し、遂にteam2021の初試合となりました。

初日・2日目の結果は以下の通りです。
6/26(土)vs 中央大学 ●0-3
6/27(日)vs 成蹊大学 ●1-2
vs 日本ウェルネススポーツ大学 ●1-2

冬に2度目の自粛期間を経てから4月の春リーグに向けて練習を再開したものの、試合は少しずつ延期になり、最終的には中止となった春リーグ。いつ行われるわからない試合に向けて練習を積むことは、正直困難でした。練習の組み方も然り、モチベーションの維持が何よりも大変だったように思います。
その中で交流戦ができることは大変嬉しく、また開催に向けて指揮をとってくれた秋田(政4)をはじめとする関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

2勝するという目標を掲げている以上、結果としては満足してはなりませんが、春から積み上げてきた練習の成果が節々に見られたり、コート内外で一体となって盛り上がるような場面の多い試合であったと思います。コーチの方々にご指導いただいて基礎から見直したブロックや、徹底的に本数を重ねたレシーブなどが特によく成果として現れていました。
同時に、勝ちきることの難しさにも直面しました。拮抗する相手から勝利という結果を得るには自分たちの弱みをどれだけ出さないかということが大事になってくるでしょう。再び練習でチームの弱みを見直し、来週末の3戦で「3部2勝」を達成できるよう、23人全員で上半期の集大成に臨んで参ります。

さて、ここからが本題となりますが、皆様は”半学半教”の言葉をご存知でしょうか。

これは教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お互いに教えあい、 学びあい、そして啓発しあうことで深く学び、お互いを高めていくということであり、福澤諭吉はこの精神のもとに慶應義塾を設立したと言われています。

学生主体で運営していくこの部はまさにこの精神に則った部なのではないでしょうか。

ですが、この春は行き先不透明な中で、どうしたら最上級生としてうまくチームを引っ張っていけるかというようなことばかり考えていたように思います。歴代の中でも部員が多く素晴らしい個性が集まるこのチームにおいては特に、広い視野を持って、時には後輩から学び、頼ることも大事だと、この交流戦の機会に後輩からお尻を引っ叩かれて改めて気づかされたことでもあります。
慶應義塾の名のもとで活動しているからにはこの半学半教の精神を忘れず、学年関係なく共に高め合い、私自身も沢山のことを学ぶ姿勢で、今後の練習に励んでいきます。部員のみんなもこの言葉を胸に留めておいてくれたら嬉しいです。

来週末の残り3戦では、上半期の締めくくりとして精一杯成果を発揮し、秋のリーグに多くのことを繋げられるような試合にして参ります。
当日はインスダグラムでのライブ配信も予定しております。無観客試合ではありますが、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

まだまだ油断ならない日々が続きますので、皆様どうかご自愛ください。

乱文失礼いたしました。

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