日頃よりお世話になっております。
商学部4年の久保田健介です。
まだ6月ですが、8月が不安になるほどの暑さになってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
バレー部では既に制汗剤や香水によって部室などで異臭が漂っております。
皆様くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
さて、私たちチーム山元は春リーグ、早慶戦、そして東日本インカレという前半戦を戦い抜き、ただいま約5日間のオフ期間に入っております。
振り返ると、春リーグは6勝5敗。早慶戦・東日本インカレでは一部の強豪校に力の差を見せつけられ、悔しさの残る結果となりました。
そんな中、私の心に強く残っている言葉があります。
アニメ『鋼の錬金術師』の名言
「等価交換」
人は何かの犠牲なしに、何も得ることはできない。
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる。
結果からして前半戦を通して、私たちは「勝利に見合う代価」を支払えていなかったのです。
直近の東日本インカレでは、筑波大学の日本トップレベルの圧倒的な「繋ぎ」の前に屈しました。敗因は明らかです。私たちの「繋ぎ」への意識も、練習量も、彼らに遠く及ばなかった。対筑波戦勝利に足る準備=「代価」を、積み上げてこられなかったのです。
このように前半戦の悔しい結果から「勝利を得るのに何が足りていなくて、今後それを獲得するためには何が必要なのか」を理解した上で夏の鍛錬機に臨む事が重要だと考えます。
また、これはチームだけでなく、個人にも言えることです。チームに貢献するのに満たなかった「代価」を、自らの中に問い直す。その作業をひとり一人が怠らずに積み重ねていくことが、次なる成長へとつながる唯一の道だと思っております。
あの場面、サーブをミスしてしまったのは、技術不足か、準備の甘さか、それともメンタルの問題か?
「悔しい」で終わらせず、その原因を突き止め、行動に変える。この分析と努力の積み重ねこそが、チーム全体の力となっていくと考えます。
この約5日間の休養期間、体を休めるだけでなく、前半戦での気づきと課題を整理するための時間だと捉え秋リーグ、一部復帰を成し遂げるために支払うべき「代価」とは何かをもう一度問い直し、後半戦に向けて何を積み上げていくのか、考えを深める時間にもしてまいります。
最後にはなりますが、秋リーグではチーム山元、
「勝つに足るチーム」
として胸を張って挑んでいくため、これから最後の夏の練習にのぞむ所存でございます。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。