日頃よりお世話になっております。
商学部2年の長坂遥大です。
梅雨に入り、じめじめとした毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
何かと体調を崩しやすい時期でございますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
先日、日吉記念館にて早慶戦が開催されました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
少し個人的な話になりますが、最近「人の意識」に関する本を読み終えました。その本を通じて、何かに取り組む際には、「意識すること」の重要性を改めて実感しました。何も考えずに物事に向き合うよりも、意識的に取り組むことで、より大きな効果が得られることが多いのです。
例えば暗記の際、ただ文字を目で追うだけではなかなか覚えられませんが、「自分は今何を学んでいるのか」「なぜこれが重要なのか」と意識しながら読むことで、理解が深まり記憶にも残りやすくなります。
筋トレも同様です。やみくもに重りを上げているだけでは十分な効果は得られませんが、狙っている筋肉やフォームを意識することで、より効率良く筋肉を鍛えることができます。
この「意識すること」の重要性は、バレーボールにも当てはまると感じています。例えばサーブ一つにしても、何も考えずに打つのと、「試合の緊張感」「相手チームの布陣」などをイメージしながら打つのとでは、実戦での再現性が大きく変わってきます。日々の練習の中で、試合を想定した意識を持って取り組むことが、本番での安定したプレーにつながるのではないでしょうか。
とはいえ、常に意識し続けるのは簡単なことではありません。意識しすぎて疲れてしまうこともあるでしょう。だからこそ、適度に、しかし確実に「意識を向ける」ことが大切だと感じています。
最近、練習前に清水(総2)や今田(法2)と対人パスをするのにハマっています。一見シンプルな対人パスですが、やり方を少し工夫するだけで、多くの学びがあります。たとえばネット際で行えば、試合中の二段トスの練習になりますし、距離を縮めて行えば、細かなボールタッチや丁寧なコントロールの練習にもなります。
春高3連覇・三冠を成し遂げた駿台学園高校で3月まで監督をしていた、梅川大介さんの著書にも、「対人パスはアップではなく、立派な練習であり、最も多くを学べる」と書かれていました。その言葉どおり、やり方や意識の仕方を変えることで、対人パス一つからでも多くを吸収することができるのです。
自分ごとで恐縮ですが、僕の今年の大きな目標のひとつに「バレーボールが上手くなること」があります。ありがたいことに、今の環境ではバレーボールについて深く学べる機会に恵まれています。チームスローガンである「PRIDE」を意識し、アナリストとして選手の成長をサポートするのはもちろんのこと、自分自身もさらにバレーボールを知り、もっと上手くなれるよう日々精進してまいりますので、これからもご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
乱文失礼致しました。