日頃よりお世話になっております。
総合政策学部2年の清水悠斗です。
まず、この活動日誌はまさに早慶戦直後に執筆しており、興奮と高揚感の余韻が大きく残っております。かなり個人的な、一選手としての思いをありのままに述べさせていただきますのでご承知おきください。大会全体の総括は柊さん(山木・文4)が熱く綴ってくださると存じますので割愛させていただきます。
結論から申し上げますと、この早慶戦は私の10年間のバレー人生でトップを争う“アツい”試合でした。昨年こそスタートメンバーとして器用されましたが、1年生らしくという言葉にしがみつき、相手よりも自分と戦っていた記憶があります。そのような反省の中、今年度は立場も変わり責任やプライドをかけて戦わなければならないという強い覚悟がありました。しかしながら、直前春リーグ終盤で調子を落とし、気持ちとは裏腹にベンチで試合を眺める機会が増え、「ああ、これ早慶戦出れないな。」と真反対の覚悟をしかけていました。決してフローであるとは言えない期間が続く中、自分の中でなぜバレーをするのか何度も問いただしてみました。思案の末、自分は試合に出たいからバレーをするのではなく、バレーが好きだからバレーをしているのだとあまりにシンプルな答えに至り、重い肩の荷が下りたことを覚えています。それに気づいてからの日々は、毎日の練習が楽しみで仕方なく、まるでバレーボールを始めたての時に戻ったような気分でした。また長坂(商1)ともトレーニングに励み、パワー増強にも励みました。早慶戦当日、スタ-トメンバーとはならなかったものの、この期間で得た絶対的な自分の核と自信で「ああ、これ絶対出るな。」という戦う覚悟が芽生えていました。試合開始直後から試合に目もくれずアップをしていました。その時は突然来ましたが、特別動揺はなく早稲田を倒したいという一心で本能のままにバレーをできていたはずです。試合内容は楽しすぎてあまり覚えていませんが、試合後に克弥さん(内田・2025卒)や大昭さん(渡邊・2025卒)等、昨年同ポジションで切磋琢磨した先輩方から、良かったよと声をかけていただき、少しでも成長した姿を見せられたのではと感じています。また、自分の中でもこの早慶戦に向かう期間で1つ2つ殻を破ることが出来たと手ごたえを感じており、バレーへの情熱が再燃しております。今後もそういった姿を様々な人に届けられるよう精進してまいります。
長々と私語り失礼いたしました。結果として早稲田大学に勝利とまではいかなかったものの、接戦のセットを取り切る慶應の粘り強さを証明できたのではないかと感じております。ここから、東日本インカレ、秋リーグを見据え、個としてもチームとしても完成度を上げるために日々積み重ねていきますので、温かく見守っていただけると幸いです。また、早慶戦に応援に駆けつけてくださったOB・OGの皆様、ファンの皆様、最高の応援をありがとうございました。チーム山元も折り返しとなりますが、後半戦も慶應らしく全力でぶつかってまいりますので、引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。