皆様、初めまして。
今年度より慶應義塾体育会バレーボール部に所属させていただくこととなった、慶應義塾高等学校出身、経済学部1年の井上航(いのうえわたる)と申します。ポジションはリベロです。
私は通っていた児童館で「ハイキュー!!」という漫画を読んだ時に、直感的に「楽しそう。」と感じ、小学校4年生の夏にクラブチームに入団してバレーボールを始めました。
バレーボールを始めてからは、多くの良い出会いに恵まれたこともあり、小学生時には全国大会3位(小学校6年生時)、中学生時には全中決勝トーナメント進出(中学校3年生時)という結果を残すことができました。その後、慶應義塾高等学校に進学し、3年間ハイレベルな環境でバレーボールと勉強に打ち込みました。結果としてIHベスト16、国スポ7位、春高ベスト16(いずれも高校3年生時)という成績を残すことができました。そんな慶應義塾高等学校で過ごした時間は、忙しくも充実した3年間だったと感じております。
私は春高が終わり、高校バレーを引退した直後はこれからバレーボールを続けていくかどうか迷っていました。そんな今後のことが定かではない状態で、2週間ほどバレーボールから離れた生活を送りました。バレーボールから離れた生活は様々なことに時間を使うことができ、新鮮さもあり、刺激的な毎日でしたが心のどこかで物足りなさを感じていました。そんなわだかまりを抱えながらの毎日を送っていた時に、高校の同期と共に開放バレー(体育館を一般開放し、当日参加した人同士で自由にバレーボールを楽しむもの)に参加しました。そこで久しぶりにバレーボールをした時に「やっぱりバレーボールは楽しい。」と感じ、自分の生活の中にバレーボールはなくてはならないものだということを再認識しました。このようなことがきっかけとなり、大学でもう一度本気でバレーボールに打ち込みたいと思い、慶應義塾体育会バレーボール部への入部を決意致しました。
前述したように、私はバレーボールを始めた時も、続ける決意をした時も「楽しい」という思いが中心にありました。だからこそ私はこれからの体育会活動でも「バレーボールを楽しむこと」を大切にしていきます。そして「バレーボールの楽しさを体現できるようなプレイヤーになる」という目標と、私が大切にしている「つらい時こそ笑おう」という言葉の下、元気に笑顔で一生懸命プレーします。そんな自分の姿から、多くの人にバレーボールの楽しさを伝えられる選手になるべく精進し、4年間駆け抜けていく所存であります。
まだまだ未熟ではありますが、日進月歩の精神で成長していきたいと思っていますので、これからの温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。
乱文失礼致しました。