日頃よりお世話になっております。法学部2年、稲井正太郎です。
新緑のまぶしい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日ごとに暖かさが増し、若葉の緑が目に鮮やかに映るこの頃、街を歩く人々の表情にも、どこか明るさが感じられるようになってまいりました。
さて、大学バレーボール界では4月12日から2025年度春季リーグ戦が開幕いたしました。チーム山元で挑む初めての大会であり、一部昇格という大きく、それでいて絶対的な目標を持ち挑むリーグ戦。現在第2週まで終わり、結果は3勝1敗となっています。私自身は大学に入ってまだ2回目のリーグ戦ですし、経験も浅いですがあまりにも出鼻を挫かれる開幕でした。初週第2戦目の立教大学との試合、直前に練習試合をした際は全セット本塾が取り切り、対策ミーティングもしっかりとして準備は万全でした。それでも試合を通してずっとこちらが押されるような形でフルセットにも持ち込めずの敗北でした。敗北した際は悔しさよりも驚きと焦燥に駆られました。もちろん舐めてたり手を抜いてたりした節は少しもありませんでした。ただチームの調子がその日上がらなかったのかもしれない。それでも負けは負けであり「全勝して入替戦に行くぞ!!」と意気込んでいた私にとって大きな精神的ダメージを受けました。そしてその日は何かに追われるようにして部室に駆け込み、共にいた部員と、わけもわからず無我夢中で部室清掃をしました。ひたすらに焦っていたんだなと今振り返ると思います。しかしそのようにしていても私が落ち着くまで時間は止まってはくれないしリーグ戦は長期戦で毎週毎週新たな相手に立ち向かわなければなりません。
そんな中私は「勝者のメンタリティ」という言葉を思い出しました。これは成功者や勝者が持つ特別な心構えであり、「困難にも諦めずに挑戦し目的を明確にもってそれに達成するための努力を怠らず、失敗を成長の機会と捉え、どんなときも前向きな姿勢を持ち常により高いレベルを目指す。」ことを意味します。私はまだまだ未熟者でメンタルも豆腐のように柔らかいですが、この言葉を常に心に住まわせることでこのリーグ戦、そしてこの1年を戦い抜こうと決めました。
そして迎えた第2週、相手は第1週よりも実力は上、不安に思うところも多々ありました。しかしこの言葉を思い出すと心が奮い立ち勇気をもらえました。その甲斐もあり第2週は非常に良い手応えを感じながら完勝することができました。
まだまだ先の長いリーグ戦、どんなことがあっても常に前を向き立ち向かっていく姿勢を忘れず試合に臨みたいと思います。
今後とも塾バレー部への温かいご支援・ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
乱文、失礼いたしました。