男子

Sprout Camp

文学部4年  山木 柊

日頃よりお世話になっております。
文学部3年の山木柊と申します。

暖かい日も増え、春が顔をのぞかせている今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
古巣への名残惜しさを感じている方も新天地へのワクワクを抱いている方もいらっしゃるのではないかと思います。
私はと言いますと、昨年末から勤めている主務という役職が段々と板についてきたように感じています。
特に3月15日、16日に行われたSprout Campの運営は主務として大きな経験となり、私を進化させてくれたイベントとなりました。

今回の活動日誌では、Sprout Campの運営について書かせていただきたいと思います。
私は日吉記念館で行われた本大会の会場責任者として運営に携わっておりましたが、大会運営をしていく中で最大の壁となったのは、大会に規模に対して準備に使える時間が圧倒的に足りなかったことでした。
運営チームで初めてのミーティングをしたのは1月30日、15日の設営に使える時間はたったの30分、フロア席を設けた16日の設営に使える時間は45分と、運営チームの発足から大会当日までの時間もそうですが、大会当日の設営の時間もまた異例の短さでした。
しかし、いざ大会が終わってみると、設営はタイムスケジュール通りに進み、試合の進行も滞りなくほとんど計画通りに終えることができました。これまでの早慶戦などのイベントの経験から見ても、今回の運営は大成功だったと言ってもいいでしょう。

そしてこの大会の成功は私にとって特別な意味がありました。
もちろん、この大会は運営メンバー並びに各大学の監督の皆様の協力のもとに成り立っていますが、Sprout Camp開催にあたって協力してくれたのは大会関係者だけではありません。
2日もの間、記念館を3面使用できたのは何故か、開催直前にも関わらず記念館が確保できたのは何故か。
これは普段記念館を使用しているバスケットボール部、バドミントン部、チア、ブラスバンドの皆様、大会実現のためにご尽力いただいた体育会事務室のお二人のご協力のおかげに他なりません。
そして先ほども申し上げました通り、運営チームが発足したのは1月に入ってからのことで、記念館の使用予定もほとんど決まった後のことでした。つまり、部の予定を変更してまでSprout Campのために記念館を空けてくれた団体も数多くいたということです。
このように、私はSprout Campの開催のために多くの団体の方々にご迷惑をおかけしてきました。
だからこそ私にとって大会の成功は、記念館を譲ってくれた団体の皆様、ご尽力いただいた体育会事務室のお二人への恩返しであり、私が果たすべき責任だったのです。

無事に大会が終わった時私の心は、成功したことへの安堵と2日間の会場運営の疲れの中で僅かに高揚していたのを覚えています。
この高揚感は達成感などではなく、大学バレーそのものポテンシャルの高さに対するものでした。
大学バレーは、大きな話題を生んでいる高校バレーとSVリーグの間に埋もれているという印象がありましたが、今回ご来場いただいたバレーボールファンの皆様の人数や熱量を肌で感じ、大学バレーひいては大学スポーツはもっともっと盛り上がっていけると確信しました。

私もこれから迎える早慶戦、慶関戦、全早慶明の定期戦を通して大学バレーを盛り上げていきたいと考えております。
そしてSprout Campの運営メンバーの後輩たちが、さらに盛り上げてくれることを期待しています。

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