男子

最高の終わり方

卒業生  清水 柊吾

日頃よりお世話になっております。
総合政策学部4年の清水柊吾です。

クリスマスも終わり今年も残すところ後5日となりました。皆様2020年も大変お世話になりました。この1年間はこれまで生きてきた22年間で最も早く感じた一年だったなぁ、それくらい様々な出来事があったし最後の活動日誌に何を書こうかなぁ、と何もまとまらないまま筆をとっております。

まず最初に、宗雲(前)監督をはじめご指導いただきました皆様、ご支援いただきましたOB、OGの皆様、4年間誠にありがとうございました。

この4年間で最も学んだことは「やり切る」このとの難しさと大切さです。今だから言えることですが大学4年間の中でバレーボールをやめたいと思ったことが何度もありました。

バレーボールは競技上コートに立てる人数は6人と少ないですし部員の人数を考えるとコートに立てない人数の方が圧倒的に多いです。1年、2年の頃の私はとても未熟で、コートに立てないとバレーをやっている意味がないし貴重な大学生活他に時間を使った方がいいと思っていました。(やりたいこともないのにです)それが叶わない時期は練習も投げやりになりチームの雰囲気をかなり下げていました。当時の諸先輩方には大変ご迷惑をおかけしました。すみませんでした(笑)

やりたいことをやる=やりたくないことはやらない、ではありません。むしろ逆の方が多いです。いかにやりたくないことを突き詰めるかが最終的に自分のやりたいことの全てに繋がります。やりたいことだけやって満足した気になっていた時期は本当にもったいなかったと思っています。「そんなの当たり前じゃないか」と皆様思われるかもしれません。私も頭では当然理解していました。しかしいざ実践し続けるとなるとこれほど難しいことはありません。もちろんバレーボールを続けるということが何より最良の選択だとは思っていません。何か本当に向き合いたいことがあるのならそちらにシフトしてもいいと私は思います。重要なのは「やり切る」ことです。やって後悔するかやらずに後悔するか、という言葉がありますが、やってやりきって後悔しない、やらずに別の選択をやりきって後悔しない、これが正しいと思います。(こじつけ論です笑)

悔しい時、投げ出したくてどうしようもない時、もうちょっと頑張って続けてみてください。そうすると自ずと自分の武器が見つかるはずです。仮に自分の武器が見えたとして、それを突き詰めたとして、それでも「結果」として現れることが最後までないかもしれません。ですが安心してください。それでもバレーボールは最高だったと最後には思えるはずです。

とまぁ長々と拙く偉そうなことを書かせていただきましたが、今回で活動日誌を書くことも最後なのでご容赦ください(笑)

最後に、こんな自分を突き放さずに手を差し伸べ続けてくれた同期、こんな弱い自分を慕ってついて来てくれた後輩たち、本当にありがとう。後輩たちは来年やり切れよ!!

明日はMBの増田が担当します。彼の放つ独特な日誌を読めるのも最後なので是非お楽しみに!

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