男子

言霊

環境情報学部1年  緒方 哲平

日頃より大変お世話になっております。

秋晴の季節を迎え、ようやくクーラーの使用頻度が減り、電気代の心配も少し軽くなってまいりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。一人暮らしの私におきましても、エアコンによる電気料金の心配が少なくなることは誠に嬉しく感じております

この度、私は「言霊」に興味を持つようになりました。言霊とは、言葉に宿る霊力のことですが、私自身の体験を通じてその効果の大きさを実感いたしました。最近では、「絶対に落とさない」という少し大胆な言葉を大声で発したところ、競技におけるパフォーマンスが飛躍的に向上しました。特に、大声で発することが言霊の霊力を増幅させる要因であると感じております。このため、私は常に大声で言葉を発することを意識しております。また、最近は「カイホウ」という言葉をよく使っています。この4文字には計り知れない力が内在しており、塾バレー部のメンタルトレーニングでも「ご機嫌の価値を知る」という標語がありますが、「カイホウ」と言うだけで自らの気分を高めることができるのです。

私は普段、占いやスピリチュアル的なものを信じる性格ではありませんが、この「言霊」に内在する力だけは、確かな効果があると確信しております。そのため、塾バレー部の活動にもこの言霊を広め、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献したいと考えております。

先日、秋リーグが開幕し、塾バレー部は無事に2試合ともストレートで勝利を収めることができました。試合中にも「絶対に落とさない」という言霊を用いたところ、ボールを一度も落とすことがなく、言霊の力を再確認いたしました。しかし、その一方で言霊のデメリットも感じました。それは、テンションが上がりすぎて、理性を保つことが難しくなるという点です。国際武道大学戦の1試合目で、松山鼓太郎(商2)が得点を決めた際、私もつい感情に任せて慶應名物の「熱男パフォーマンス」を行ってしまい、審判からイエローカードを受ける結果となりました。普段であれば、遅延行為と見なされることは理解しており、行わない行動ですので言霊の力を使う際には理性を保つことも重要であると強く感じました。

秋リーグは入替戦を含めて残り10試合です。塾バレー部は、二部優勝および一部復帰を目指し、チーム一丸となって戦い抜いてまいります。試合ができること、そしてバレーボールができることに感謝しつつ、日々邁進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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