男子

コートに立つということ

法学部法律学科1年  稲井 正太郎

日頃よりお世話になっております。法学部1年稲井正太郎です。
連日厳しい暑さが続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回の活動日誌は自身2回目となりますが、今回は「コートに立つということ」について書かせていただきたいと思います。

ついに来週末から秋季リーグが始まります。慶應義塾体育会バレーボール部の春季リーグはニ部降格という非常に悔しい結果に終わってしまい、今回の秋季リーグはニ部完全優勝をし早急に一部復帰を果たすことを目標に日々全力で練習に取り組んでいます。
私は入部したのが春季リーグ終わりかけの時期だったということもありプレーする機会はありませんでしたが、6/8に行われた慶早バレーボール定期戦をきっかけに大変有難いことに、1年生ながら試合に出場させていただいています。そして秋季リーグを目前に控えた今、「コートに立つということ」を改めて考えました。

バレーボールという競技はコートに立てるのは7人のみでありそこに立つということはチームの代表、つまり部員34人の代表として試合に出場することを意味します。そんな中1年生の私がコートに立つ意義、役割は一体何か。
私のバレーボールの実力はまだまだ大学バレーで通用するものではありません。しかしコートを見渡すと周りにはとても心強く、頼れる先輩方がたくさんいます。こうした環境の中で私がコートにいてできることはチームをまとめたり点をたくさん取るようなことではなく、周りの先輩方がより快適にプレーできるよう誰よりも周りを見てチームに献身的に動くことだと考えました。もちろん点をたくさん取れたり雰囲気をガラッと変えられたりできるように全力で努力しますが、自分に今できる最大限のことをしようと考えた結果です。

また、最近気づいたことがあります。それは「チームメイトの温かさ」です。試合に出られないということはバレーボールのモチベーションキープがとても難しいということを私自身よく知っています。それでもチームの雰囲気が悪かったり私自身の調子が上がらず落ち込んでいたりする時、我々のチームの仲間は常に温かい言葉をかけ、励ましてくれます。そして私はその温かい声に何度も救われましたし、聞くたびに体が熱くなってもう一度やってやろうと再び戦うことができます。本当に最高のチームだと思いますしその一員にであることがとても光栄です。そのため、ベンチやギャラリーで応援してくれているたくさんの最高の仲間の期待に応えられるよう死ぬ気で勝ちをもぎ取りに行きます。

最後になりますが、秋季リーグで自分の役割をしっかり果たせたと胸を張って言えるよう、最後まで精一杯頑張りますのでこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

長文、乱文失礼いたしました。

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