日頃よりお世話になっております。
法学部政治学科1年の西山誠一郎です。
住宅街の一角から漂ってきた蚊取り線香の香りが、実家や祖母の家を思い出させるような日があったこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
以前に活動日誌で紹介したように、私は高校からバレーボールを始めて、慶應義塾大学体育会バレーボール部に入部しました。実際に本格的に練習が再開して、私が日々感じていることは劣等感です。自分の一つ一つのプレーに対して、部員の平均的な動きと比べて明らかな実力差を感じています。
そんな弱い私でも先輩方や同期から優しくしてもらい、監督やコーチからも直接プレーの指導やアドバイスを頂くことがあります。私は、そういったアドバイスや指導を頂くことがとても嬉しく、ありがたいことだと感じています。これは、1年生であるが故の特権であり、弱い私が少しでも強くなれるための道だと考えています。したがって、私は日々の練習で頂いたアドバイスや指導を忘れないために家に帰って、その日に教えてもらったことを1つから3つほどバレーノートにメモを取るようにしています。小さな事のように思えますが、この積み重ねを、プレーが上手くいかなくなった時や、上達させたい時に見返すことにより、自分の成長に繋げることができます。
時には技術の面だけでなく、体育会の部員として、人として、どう在るべきかということを学びます。そういったことはノートに書き出すということよりも、自分の中で考え、行動に反映した結果から評価して、自分の中に取り入れるようにしています。
このように体育会活動から受ける日々の刺激は強く、時に苦しく、疲れることもあります。しかし、そうした厳しい環境の中で自分の居場所を見つけ、充実した時間を過ごし、自分が成長できているという実感が、私が体育会活動を続けられている原動力となっています。
最後になりましたが、新型コロナウイルスの影響が残る今日でも、体育会活動が続けられている環境と、その環境の維持に携わっている方々、日々応援して下さっている方々に感謝の気持ちを持ちながら、練習に励んで参ります。
失礼いたします。