7月ももうはや中旬、本格的に夏の暑さを感じ練習着1枚では到底過ごせない時期となってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
看護医療学部3年の中村日南です。
下半期の練習が6月末よりスタートし、基礎練習期間として基礎的な技術習得に加え身体作り・体力作りとしてトレーニングに励んでおります。
上半期の活動を振り返ってみると、私の中でバレーボールのスキルとしてもまた精神的にも成長を感じることができ、実りのある期間であったと思っております。特に自分自身で最も課題であった体力面に関して、半年前まではコートを2人で2分間守る2メンというメニューで身体がもたず、何度も泣いてしまったり練習を途中抜けてしまっていたのを思い出すと、この半年間自分を追い込むことができたということが、私の中で大きな自信となりました。私が前回のブログで書かせていただいたTeam2024のスローガンは、半分達成できたのではないかと思います。
これから達成するもう半分は、今の自信を自分の中で完結させるのではなく、周りに影響を与えチーム全体の自信にすることであると考えております。今まで監督、コーチの方々をはじめ先輩や同期、後輩にも「大丈夫」「できる」と言葉や表情、プレーで支えてもらい「受け取ること」ばかりでしたが、この夏を通して今まで皆様にもらったエネルギーを還元し、また「勝てる」と思わせる安心感を、プレーやその姿で見せていきたいと考えています。
さて、話題は変わりますが、最近私は自分と向き合う新しい試みとしてジャーナリングを始めました。
ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれており日記と似ていますが、日記は出来事をベースとして、それについてどう思ったかや、どう感じたかなどについて綴っていくものであるのに対してジャーナリングはその時、書く瞬間に頭に思い浮かんだことや感情をとにかく書くものです。今は3日に1回程度の頻度で1回15分、と時間を決めノートに手書きで綴っています。
書き始めてみると、思っていたこととは少し異なる言葉がよく出てきて、自分の無意識下にある感情が表出されます。
ネガティブな気持ちが膨らんでいたはずなのに、書き終わる頃には心が落ち着いていたり、前向きな気持ちが書かれていたりと、書くことで自分の心が和らぎ、感情のデトックスができる場所となっています。またなぜそのような感情や行動になっているのか、書きながら分析しもやもやしていたものが解決されることもあります。
私は、書き続けていく中でネガティブな感情の時にだけでなく、気持ちが前向きになっている時にもその感情を残しておくことが大切だと考えております。そのような気分の時には気持ちに余裕があるため、自分の良い部分や他の人の良いなと思う部分、優しさや強みが見えてきて、人がすでに「持っているもの」に気づくことができます。またそのような時に感謝の気持ちを必ず書くことを心がけています。
さらに、ジャーナリングは書き記すだけでなく読み返すことでより成長するものだと思います。
上手くいかない時や余裕がない時に、前向きな時に書いていた言葉を見返すことで、自分にはそういえばこんな強みがあったと自分を元気付けたり、逆に感謝するべきことがこんなにあったはずなのに忘れていた、と自省をして、物事の捉え方や行動を変えることにつながっています。
私は、ジャーナリングを通して自分の黒い部分や嫌な部分とも向き合い、感情を整理することで、ただできないどうしよう、と立ち止まる時間をできる限り短くし、成長のために少しずつ前進するとともに、物事を柔軟に考える力をつけていきたいと考えております。
プレーヤーとして、また人として誰かと比べて影響を受けるのではなく、「なりたい自分」に近づけるよう精進したいと思います。
もし、少しでもやってみようかなと思って下さった方、でも何を書けば良いのか分からない方がいましたら、誰かの「これ良いな」と思った言葉や行動、逆に「嫌だな」と思ったことを書き、その言葉や行動を受け取って、見て、どう感じたのか、自分はどうしたいのかを書いていくことをおすすめします。また調べると様々なやり方が出てきますので、自分にあったやり方を見つけていただければ幸いです。
秋リーグまであと約2ヶ月、まだまだいくらでも成長できる期間は残されていると私は思います。この夏の練習や柿崎合宿を乗り越え、部員一同3部昇格に全力で向かって参りますので今後ともどうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、日に日に気温が上がり、暑い日が続きますのでどうぞ皆様お体には気をつけてお過ごし下さい。
長文、乱文失礼いたしました。
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