日頃よりお世話になっております。
法学部政治学科1年の今田匠海です。
梅雨入りが迫ってきておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。この時期の心地よい気温とは打って変わって梅雨を過ぎるとさらに暑くなってしまうことが少し残念ですが、私は汗だくでする運動ほど気持ちの良いものはないと思っているので夏の到来を心待ちにしています。
さて、6月8日に第88回早慶バレーボール定期戦が開催されました。超満員の観客の皆様による鳴り止まない歓声の中で早稲田という強敵相手に塾バレー部は奮闘し最終セットはデュースにまで持ち込みましたが、私の人生初の慶早戦は0-3でストレート負けと悔しい結果で幕を下ろしました。結果としては負けてしまいましたが、ラリーごとに鳴り響く会場を揺らす大歓声の中、「慶早戦」という舞台でプレーできたことは人生で数えるほどの濃厚な経験になりました。昨年の主務であった兄(今田敏貴・2024卒)がいることもあり、慶早戦開催に向けてスタッフ陣が何度も話し合いを重ねているところを昨年から見ていたため、開催に向けた準備には想像を絶する苦労があることがよくわかる私としては、選手たちはもちろんですが、縁の下の力持ちとして活躍してくれたスタッフの方々には感謝しかありません。また、会場にいらしてたくさんの歓声を上げてくださった皆様、慶應の應援を盛り上げ会場のボルテージをマックスまで引き上げてくれた應援指導部の方々に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
それでは、ここからは6月25日(火曜日)から始まる東日本インカレについて話していきたいと思います。私は1年生なので、どの大会も「初めての」が付くのが当たり前ですが、これは1年生だけに限ったことでは無いと私は考えます。この「初めて」は2年生も3年生も、4年生も最初で最後のその学年で迎える大会だからという意味もありますが、もう一つ願いのようなものを込めています。それは、がむしゃらに、泥臭く、バレーボールを楽しんで欲しいという願いです。1年生以外は初めての東日本インカレではないでしょう。しかし、どの選手に聞いてもやはり試合前は緊張やいつもと違った空気があります。1年生はどんな大会でも出場機会が得られると緊張するものです。そして、泥臭く1点を追いかけ、楽しんでプレーします。それと同じです。何回目の大会かは関係ありません。どうせ緊張するんです。(こんなことを言うのは生意気かもしれませんが)だったら全員で緊張を共有し、後先考えずにその1点、目の前の1点にがむしゃらに泥臭く向かっていきましょう。そして全力で楽しんで、一つでも多く勝ちましょう。
全日本インカレ優勝を目標に掲げる塾バレー部にとってこの大会は通過点であるという考え方もあります。しかし、結局は勝つことが目標でありどの試合も経験値としても結果としても大事な1試合です。第1試合の大東文化大学は塾バレー部の所属する関東二部のチームです。最速の一部昇格を目指す私たちはここで躓いていては話になりません。二部に降格してから、再スタートとなる今大会で最高のスタートを切れるよう初戦から飛ばしていきましょう。大東文化大学に勝つと、先日慶早戦にて苦杯を喫した早稲田大学との再戦となります。たったの2週間、されど2週間。伸び代の大きい塾バレー部の更に成長した姿を見せてやりましょう。
春リーグを終え掲げた「泥臭く戦うバレー」を体現し、一つでも多く勝ちを重ねられるよう、また日頃より応援してくださっている方々に「初めて」見る慶應バレーを見せられるよう、全身全霊を捧げて練習そして試合に向かいます。会場が遠く現地での応援は難しい方が多いとは思いますが、少し離れた場所から熱い應援を送っていただけたら幸いです。今後とも塾バレー部への應援をよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。
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