日頃よりお世話になっております。
アナリストを務めております、商学部2年の鍬塚凛です。
いよいよ暑さが本格化し、我が家でもついにエアコンが解禁されたこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
さて、先日6月8日に第88回早慶バレーボール定期戦が無事開催されました。2500人を超える超満員の観客の中、早稲田に一歩も引かぬ白熱した戦いを繰り広げることができました。
結果こそストレート負けと伴わなかったものの、最終セットのデュースと会場を揺らす大歓声は決して忘れられません。
過去に87回も行われたとはいえ、このような熱気溢れる早慶戦が開催されることは全く当たり前ではありません。何ヶ月も前より構想を練り尽力されていた早慶男女4チームのスタッフ陣、また「打倒早稲田」のため声を張り上げ応援してくださった應援指導部、OBOGの方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
この早慶戦に臨むにあたり、私は2年前の活動日誌を読み漁りました。
というのも、2年前の夏は2部降格が決まり、チームとして逆境にある中で早慶戦を迎えた時期でした。ちょうど現在の我々と似通った状況にあります。当時の部員がどのようなモチベーションのもと早慶戦に挑んだのかについては、現在に通ずる部分も多分にあるでしょう。
拝読した中の一つに、晟己さん(大槻・2024卒)の日誌があります。
その日誌には、「この早慶戦で負けてしまったとしても、自分たちのバレーボールを存分に表現することができれば、今後良い方向へ進むでしょう。一方でたとえ勝ったとしても、自分たちが納得できる内容でない試合だったなら、チームの行き先は暗いかもしれません。」とあります。
早慶戦はまさにシーズン後半を占う「試金石」の役割を持っており、単なる定期戦ではないということを再認識させられました。
今年の早慶戦はどうでしょうか。
2年前や昨年のようにセットを奪取することは残念ながら叶いませんでしたが、慶應バレーを十分表現した、決して悪くない内容でした。
フレッシュな1年生のプレー、核となる2.3年生のプレー、さらにチームを背負う4年生のプレー。どれを取っても一部昇格に向け十分な希望を持つことのできるものだったのではないでしょうか。
慶應は二部に留まるようなチームではありません。私は今回の早慶戦を経て強く確信しました。
まずは東日本インカレ。塾バレー部は二部の強敵、大東文化大学と早稲田大学との再戦を控えております。我々は目標であるベスト8、またその先の一部昇格に向けて日々努めてまいります。
今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。