男子

前を向いて

法学部政治学科1年  石原 猛

日頃よりお世話になっております。
法学部1年、アナリストを務めさせていただいております、石原猛と申します。
強まる日差しに夏の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

まず初めに、私がこの活動日誌を書いている5月26日、塾バレー部は春季リーグ一部12位として一部残留をかけた入替戦に臨みました。二部1位の駒沢大学との試合の結果、塾バレー部は秋季リーグを二部で戦うことになりました。最速での一部復帰を目指して活動してまいりますので、引き続き塾バレー部へのご声援をよろしくお願いいたします。

さて、今回の入れ替え戦について鼓太郎さん(松山・商2)がプレイヤー目線で振り返って活動日誌を書いておられると思いますので、私はスタッフ目線での話を書かせていただきます。突然の自分語りで恐縮なのですが、私は3歳の頃から大学に入学するまで、ありがたいことに日常的にスポーツをプレーする立場から離れたことはありませんでした。入学して1週間後から関東一部でリーグ戦を戦う塾バレー部に帯同し、スタッフながら高校時代とはかけ離れた体力的な疲労と陽大さん(田鹿・法4)を初めとした先輩アナリストの仕事ぶりから、同じ生活を4年間続けられるのか、本当に同じようにチームを支えるアナリストになれるのか、不安に襲われることがありました。しかし、その私情を部活に持ち込んで悟られてはならないと思い、練習の円滑な進行や入替戦対策の二部の偵察等、任された仕事を全力で行ってきました。

しかし、今回の入替戦の敗戦を通じて、私は改めて如何に自分が無力であるか痛感しました。ここで私が表立って書くのは大変差し出がましいことですが、アナリストの先輩方は寝る間も惜しんで毎週末の試合に向けて相手チームのデータ収集、分析、作戦の立案、選手へのミーティング等の仕事をやっておられました。同期のアナリストも、常にチームのために何ができるかを考え、自主的に行動を起こしていました。それに比べ、私はただ目の前の任された仕事やその日の練習、試合についてしか考えることができませんでした。先を見通して自ら考え、行動する力の圧倒的不足を痛感するばかりです。監督が試合後におっしゃっていた言葉をお借りすると、これが私の実力であり、実力不足の現れなのです。

幸いにもまだ私の大学バレー生活は始まったばかりです。チームで活動している以上、4年間かけてゆっくり成長すれば良いという甘い考えはありませんが、現状から成長する余白があることは事実ですし、そのためにも下を向いている暇はありません。個人として、この春季リーグと入替戦の悔しさを糧にして、少しでもチームの勝利に貢献し、選手達が輝けるように精進してまいります。

最後に、早慶戦、東日本インカレ、そして夏明けには秋季リーグとまだまだ戦いは続きます。繰り返しにはなりますが、引き続きチーム渡邊へのご声援を何卒よろしくお願いいたします。

乱文失礼致しました。

“前を向いて” への1件のコメント

  1. 大昭叔父 より:

    石原さん、アナリストの役目お疲れ様です。皆さんの分析の効果は専修大戦にでていたと思います。❝逆転のチー厶渡邊❞を定着させてください。期待致します😊

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