OB・ OGの皆様、保護者の皆様、そして現役のみんな、新年明けましておめでとうございます。
本年度慶應義塾体育会バレーボール部主将を務めさせていただきます、商学部3年の渡邊大昭です。
昨年中を振り返りますと新型コロナウイルスが落ち着き始め、部の活動が何不自由なく行うことが出来ました。またリーグ戦などの全ての大会も有観客での開催となりました。
これは大学関係者の皆様、OB・OGの皆様の多大なるご支援のおかげです。我々塾バレーボール部が成り立っているのは周りの方々の支えがあってこそであると改めて痛感致しました。誠にありがとうございました。
そして、監督、コーチ、OB・OGの皆様には多くのご指導をいただき、保護者の皆様、応援してくださる皆様には試合会場に足を運んでいただくたびに差し入れや応援をしていただきました。この場をお借りして感謝の気持ちを伝えさせていただきます。誠にありがとうございました。
昨年のチーム島田はスローガンを「深化と探索」とかかげ、4年生の方々が中心となり、個人と組織の成長を貪欲に求め、常に全員が「深化と探索」を繰り返してきました。
結果としては春季リーグ第9位、早慶戦での惜敗、秋季リーグ戦第11位、全カレ3回戦敗退など、目標に掲げた日本一に届かず、悔しさが残る1年となりましたが、秋季リーグの入れ替え戦で勝利し、関東一部リーグ残留を果たすことができました。
4年生をはじめ、引退された先輩方が残してくださった関東一部リーグの舞台でまた来季もバレーボールができること心から嬉しく思います。
来年度のチームも引き続き「日本一」を目標として掲げ、達成できますよう主将としてチームを牽引していきたいと考えています。
日本一という目標を掲げておきながら、私はバレーボールを初めてから1度も日本一を経験したことがありません。
豊富な経験があるわけでもなく、圧倒的な実力を持っているわけでもありません。
それでも私には何度も何度も困難を乗り越え、苦楽を共にした仲間たちがいます。
塾バレーボール部は壁にぶち当たった時、1人1人がチームのために意識を高く持って活動に励んできました。これからも日本一を目指すにあたって、何度も壁にぶち当たると思いますが、部員全員がともに歩み、目的を持ってチームのことを考え行動していけば、「日本一」という目標を達成できると考えております。
何よりこの仲間たちと一緒に日本一を達成したいです。
部員全員が一丸となり、慶應の体育会らしく誇りをもって、これまで以上に勝利に貪欲なチームを目指し、昨年の悔しさを来季からのリーグ戦からぶつけていきたいと思います。
そのためには私自身が誰よりも努力し、バレーボールに真摯に向き合うことを貫いていきます。
応援してくださる皆様のためにもチーム一丸となって日本一を成し遂げたいと思います。
最後になりますが、現役、OB・ OGの皆様、保護者の皆様、慶應義塾体育会バレーボール部の関係者の皆様が健康に過ごせることを願いまして新年の挨拶とさせていただきます。
今年も慶應義塾体育会バレーボール部をよろしくお願い致します。
受売りで申し訳ありませんがカントの言葉に
〈努力によって習得したよき習慣だけが善である〉とあるそうです。「努力」であるうちは不完全で、なかなか続かないという事で歯磨きや洗顔と同じような「習慣」にしてしまえばこっちのものだそうです。私も見習いたいものです。