男子

感謝

商学部3年  久保田 健介

日頃よりお世話になっております。商学部2年の久保田健介です。
冬の寒さが次第に本格的になってきておりますが、私は家にいる時はこたつや布団からなかなか抜け出せなくなってきております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

11月30日に早稲田大学との4セットに及ぶ熱戦を繰り広げたものの、敗戦に終わりteam島田最終章となる全日本インカレが幕を閉じました。結果として全日本インカレでは早稲田大学は我ら慶應大学以外には1セットも取られることなく優勝したため慶應が準優勝だと部員の多くが思っております。また、今年は全日本インカレ閉幕から納会までの約1週間、4年生の方も練習に参加していただき、球出しや人数が足りない時には総合練習にも協力していただきました。そして12月10日に行われたOBOG交流会を持って現役としてやる最後の4年生とのバレーボールとなりました。そこで行われた3年生以下対4年生の紅白戦では僅差で3年生以下チームが勝つことができ、引導を渡せたのかなと思っております。

さて今回はお別れとなる4年生への感謝を伝えさせていただきたいと思います。

もしかしたら納会で渡されるかもしれない?手紙の内容と被るところもあるかもしれませんがそれはそれほど伝えたかったことなのかと受け止めご容赦ください。

まず三ツ井さん(商4・トレーナー)。私が昨年のこの時期長い膝の怪我でプレーから離脱した際毎日トレーニングに付き合ってくれて、またプレーに復帰した際に再度怪我しない体つくり、リハビリメニューまで考えてくれた事、とても感謝しています。怪我の間プレーができないもどかしさから態度が悪かった時もあったと思いますがそれでも笑顔で接してくれてありがとうございました。今私が毎日楽しくバレーボールできているのも三ツ井さんのおかげです。

厳さん(経4・渉外主務)にはまずその美貌に入部当初圧倒されました。その上とても気さくで話しやすく、同じ服は2度着ないというポリシーのもと、オシャレには気を抜かず、直属の後輩である河村(経2)も立派に育て上げ、上からにはなりますが完璧というほかありません。また厳さんは手を振ってくる舐めた後輩には手を振りかえさなかったりと、現慶應義塾体育会バレーボール部に消えつつある立派な体育会生でとても尊敬していました。

敏貴さん(今田・商4・主務)は高校3年生の2月頃に初めて練習参加した頃連絡をとってくださって、こんなに優しい人がいるならやっていけそうと安心したのを覚えています。入部したら豹変するタイプかなとも思いましたが2年間変わらず優しいままで、時折おっちょこちょいなところもあって逆に親しみやすかったです。3年生から主務で大変だったこともあったと思いますが、今日だけはお疲れ様でしたと言わせてください。

立川さん(商4・アナリスト)は少し他の方よりも歳が離れているけれど距離はとても近くて話しやすく、またお互い野球少年だったこともあり、時折する野球の話はとても楽しかったです。立川さんは考えていることを言葉で表現するのが上手だなとミーティングや活動日誌を読んで感じていて、とても尊敬していました。個人的に私が野球をやっていたこともあってか、バレーボールに活かせられそうな野球で取り入れられている考え方やスキルの説明はとても面白かったです。痛風には気をつけて!

西山さん(政4・MB)は二年間とも縦割り班が同じだったこともあり、ご飯に連れて行ってくれたり、花火をしたりとたくさんコミュニケーションを取ってくれた先輩の一人でした。入部当初練習に入れずボールにあまり触れなかった時には対人パスに誘ってくれて、多分二年間で一番パスをしてくれた方だと自覚しています。西山さんがどう思っていたかわかりませんがOBOG交流会の後のおそらく最後になるであろう対人パスの際には二年間の思い出から泣きそうになってしまいました。チーム内で難しい立ち回りの時もあったと思いますがそれでも自分の目標に向かってトレーニングや自主練習をやっている姿は私に取ってとても刺激になりました。お寿司待ってます。

喜輝さん(環4・OP/MB)には降さん(23卒)にも同じことをよく言いますが入部したての頃大学バレーのレベルの高さをわからせられました。こんな人と一緒にバレーができるのかと胸が高鳴ったのを覚えています。普段はおちゃらけているのに、バレーボールになったらがんがん得点稼ぐ姿はもう漫画の世界の人のようでした。思い返してみましたけど2年間合わせても4本くらいしかスパイク上げられませんでした。コース広すぎてどこいれば良いのか最後まで分かりませんでした。またスパイクだけじゃなくバレーIQもすごい高くてアナリストからの信頼も厚かったと思います。まさにチームを支えるエースの鑑でした。Vリーグでも頑張ってください!

航希さん(島田・経4・OH/主将)には入部前に自分の同期で塾高出身の山元(法2)がほとんど話したことがないと言っていて、気難しい人なのかなというイメージを抱いていたのですが、いざ話してみると全然そんなことなくて一緒にふざけ合える人で安心しました。バレーボールにも遊び心を持っていてその余裕あるプレーは憧れでした。1年生の頃練習中トスを上げる機会があまりない私にアフターでたくさんコンビを合わせてくれて、もうあの時間が楽しみで部活行っているようなものでした。怪我をしてしまった時も航希さんとのアフターができないのが一番悔しかったくらいです。今年の秋リーグ、目標にしていた一部の舞台で航希さんにトスをあげられて、1勝出来て、最高でした。キャプテン、1年間チームをまとめてくれてありがとうございました。

最後に晟己さん(大槻・総4・S/副将)。初めて練習参加した際のセッターの先輩である真古都さん(髙倉・23卒)と晟己さん、この人たちに俺はついていくんだと決めた兄貴分的存在の二人がどちらともいなくなってしまう事に寂しさと不安だけが残っています。トスについては晟己さん自身苦労された経験から私が悩んだ時に親身にアドバイスをくれたり、部でもトップクラスに輝かしい経験から繰り出されるそんな技あんの!?という技術を見て教えを乞いに行ったりなど晟己さんにはもう師匠と呼ばせていただきたいくらいたくさんのことを学びました。その中でも特にレシーブの指導は私に取って大きなものでした。塾バレーボール部では門下生に私の同期の平山(商2)と久保田を抱える「大槻ディグ塾」なるものがあり、晟己さんのその卓越したレシーブのスキルに魅了され、それを下の世代に受け継いでいくために必死に私と平山で教えを乞いていました。そのおかげで晟己さんにはまだまだ遠く及びませんがたまには大学生のスパイクを拾えるようになりました。

晟己さんと一緒のチームでバレーボールができた2年間は私の一生の誇りです。トスやレシーブだけじゃなく晟己さんのようなバレーボールとの向き合い方ができる選手になれるよう精進していきます。

4年生の方々はみんな仲良くさせてもらって、尊敬できる先輩ばかりでもうこれから練習にはいないのかと思うととても寂しいです。けれど4年生が残してくれた一部の舞台で来年の春しっかりと結果を残すためにも少ない人数ながら、みんなで冬の間必死にスキルアップしていきます。

乱文失礼いたしました。

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