男子

砂金

商学部卒業生  今田 敏貴

平素よりお世話になっております。商学部4年の今田敏貴でございます。
秋リーグは残り2戦、秋リーグ開幕時と比べて肌寒い日が多く、立川(商4)、細野(経3)の活動日誌にもあった通り長袖を着る頻度が多くなりました。大学では秋学期が始まって3週間が経ち、あっという間に冬になるのだろうなと感じるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

恐らく、全カレ前最後の活動日誌となります。最近は他部活の4年生による「引退前ブログ」がよく投稿されていて、高校時代の友人達のブログを読んで各々が体育会生活から得た「想いや学び」を見ながら、体育会の良さを実感しています。

話は変わりますが、先日、副将の大槻(総4)が太宰治の「正義と微笑」という本を読んでいて、勉強不足で恐縮ですが、そのタイトルを初めて目にしたので、色々と質問攻めをして気になる事を聞きまくりました。「なぜその本を?」「どんな内容なの?」「今のところ印象に残ってる場面はあった?」待ってましたと言わんばかりに答えてくれた大槻には感謝なのですが、その中の学びの本質を諭す箇所を教えてもらいました。それが下記となります。

「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ」

話を戻して、他部活の引退前ブログにはこの「砂金」が多く記してあると感じました。「体育会」という、計算力や明確なビジネススキルを養うわけではない、学ぶ事が明確で無い組織に4年間過ごした一学生はどんな砂金を掴んだのだろうか、そう考えると興味が湧いてきますので、今後も閲覧させて貰う事にします。

慶應バレー部の4年生が掴んだ砂金については引退後活動日誌で書いてくれると思うので、楽しみに待っていただけると幸いです。

秋リーグは残り2戦、全カレまで残り1ヶ月、チーム2023は最後の最後まで成長し続けます。航希(島田・経4)、晟己(大槻・総4)、喜輝(松本・環4)の熱く冷たいプレーをもっと見たい、頼む。そして、にっしゃん(西山・政4)が磨いてきた武器を見せてくれ。立川様(商4)、厳様(経4)、三ツ井様(商4)にはスタッフとしてまだ迷惑掛けそうで大変恐縮なのですが、これからも明るくやって行こうぜ。

そんな想いを胸に引き続き精進して参ります。
薄く長い乱文となりましたが、ご容赦いただけますと幸いです。
今後ともチーム2023をよろしくお願い申し上げます。

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