先輩各位
日頃よりお世話になっております。法学部1年の山元康生と申します。2022年度春季関東大学男子一部リーグ戦、駒澤大学との試合結果をご報告いたします。

4月24日(日)

●慶応義塾大学0-3駒澤大学○

【先発選手】
WS：島田(経3)-渡邊(商2)
OP：松本(環3)
MB：降(商4)-下田(経3)
S：高倉(商4)
Li：樋口(経3)

【交代選手】
安達(環4)、内田(環2)、芳賀(環2)

【控え選手】
大槻(総3)、入来(環1)、久保田(商1)、山元(法1)

【試合内容】
本日の対戦相手である駒澤大学は粘り強いレシーブとクイックを中心とした多彩な攻撃が持ち味のチームである。前日の勝利の勢いで、多くのメンバーを入れ替えながら臨んだ。流れを引き寄せる好プレーも出たものの、サーブレシーブを乱されるなど、本来の実力を発揮できず敗戦を喫した。この負けを糧にして、来週以降のリーグ戦も勝利を目指して精進していきたい。

第1セット
序盤はL樋口の安定したサーブレシーブからWS渡邊の強烈なスパイクやS高倉のブロックポイント、さらには相手のミスなどで得点を重ねるが、対する駒澤のテンポの良い攻撃を止められず、点差は開かず中盤を迎える。中盤、多少のミスがあり8-11とリードされるものの、OP松本の強烈なスパイクやMB下田のサービスエースが飛び出すなど駒澤に食らいつく。12-14と差が埋まらない中、ここで渡邊に代わってWS内田がコートに入ると、安定したレシーブを見せると、MB降のブロックポイントや好レシーブからついに15-15の同点に追いつく。そしてWS島田の相手のスキを突く軟打スパイクでついに17-16とリードを奪う。しかしここから相手のブロックポイントや好レシーブから慶應のスパイクミスなどで再び17-19とリードされると、ここで慶應はタイムアウトを要求し巻き返しを図る。駒澤のサーブミスにより18-19となったところで再び渡邊がコートに戻ると一時は2点差をつけられたものの、相手のミスもあり、20-21となったところで駒澤はタイムアウトを取る。ここから逆転を狙った慶應だったが相手のクイック攻撃やレフトの攻撃が相手のブロックに阻まれ、21-25で第1セットを落とした。

第2セット
2セット目からコートに立ったWS安達が強烈なスパイクを決めるも駒澤のテンポの速い攻撃に対応できず、序盤はサイドアウトを取り合う展開になる。サービスエースを取られるなど相手のサーブに押される苦しい展開となるが、松本のスパイクポイントで食らいつくと、降のブロックポイントなどで10-9と逆転に成功する。ここからは両者粘りのレシーブから見ごたえのあるラリーを繰り広げる。慶應はサーブミスが出るなどブレイクが取れず苦しい展開になると、スパイクを拾われブレイクを許し15-17と2点リードされた場面でタイムアウトを取り、流れを変えようとしたものの、タイムアウト明けにサービスエースを取られるなど相手のリズムを止められない。しかし樋口のレシーブから安達がスパイクを決めると、降のブロックポイントが飛び出し19-20と1点差まで迫る。そして21-22の場面で渡邊とMB芳賀が2枚替えで投入されるなど畳みかけるものの駒澤のコートを広く使う多彩な攻撃を止めることができない。しかし土壇場で高倉のブロックポイントで慶應は23-23の同点に追いつく。最後まで粘りを見せた慶應だったが、相手の強烈なサーブに乱され、相手の強烈なバックアタックを浴び、23-25で第2セットも失い後がなくなった。

第3セット
何としてでも取り返したい3セット目だったが、慶應は序盤からサーブレシーブを乱され0-3と苦しい展開からスタートしたものの安達の高さのある攻撃から1点を奪う。ここから慶應は3-7とリードを広げられるも、松本の連続スパイクポイントなどで6-7と1点差まで迫る。安達が強烈なバックアタックや内田のスパイクポイントで流れをつかみたいものの、駒澤のクイックやバックアタックなど多彩な攻撃を止められず、サイドアウトを取り合う展開となる。中盤、慶應は松本にトスを集め逆転を図ったが、駒澤の守備に阻まれ10-15となったところでタイムアウトを要求。しかし直後にサービスエースを取られると、相手の攻撃をとらえきれず、リードを広げられる。松本が自らレシーブし、スパイクを打つなど打数を増やして点数をもぎ取っていくものの、差を縮めることができず13-21とリードを許す。高倉の難しい体勢でのトスから松本が決め、さらにはピンチサーバーに渡邊を投入すると降のブロックポイントが飛び出し16-22と流れを奪い返したかと思えたが、最後は駒澤のサーブに対応できず16-25とこのセットも落とした。

よってセットカウント0-3で本塾の敗北。

無観客試合ではありましたが、ライブ配信をご覧になっていただき感謝いたします。今後も何卒宜しくお願い申し上げます。