男子

過程の中で

商学部2年  鍬塚 凛

日頃よりお世話になっております。商学部1年の鍬塚凛です。
酷暑の8月を乗り切り9月に入ったものの、なお厳しい残暑が続く毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日塾バレー部は関西合宿を行い、伝統の慶関戦を戦った関西学院大学に加えて、Vリーグチームのパナソニックパンサーズさん、サントリーサンバーズさんのお力添えのもと充実した3日間を過ごすことができました。フルセットの激闘となった慶関戦を勝ち切った経験、そして高いレベルのVリーグチームとゲームを行う中で得られた新たな視点は、今後秋季リーグ、全カレを戦う上で間違いなく活きるでしょう。また、この関西遠征は細かな日程調整を行っていたスタッフ陣の努力、食事や宿舎を用意して下さった各企業の方々の厚意により成立したと言っても過言ではありません。この場を借りてお礼申し上げます。

この関西遠征の帰路につくタイミングは個々人の自由であったため、部員それぞれが大阪や名古屋等思い思いの場所でリラックスしている中、私は京都に住む高校時代の友人を訪ねました。久々の再会に喜んだ後はお互いの大学進学後の新たな生活について話し、私も塾バレー部での日々を伝えていると、ふと友人が「お前の頑張ってる話を聞くと、自分も何かしなきゃ、頑張らなきゃと思える」と言いました。私はその言葉に驚かされるとともに、こちらが励まされたような気分になりました。

私は塾バレー部において、残念ながら未だ何かを成し得たり、目に見える成果を残したりしたことはありません。しかし、その成果を追い求め苦闘する日々を通して、他人に勇気を与えられているということを非常に誇らしく思います。

1年生の私にはあと3年間のバレーボール人生が残されています。その中でいかに部に貢献し、成果を残すかということが非常に重要です。しかし友人の言葉を聞いて、私は成果そのものにこだわるだけではなく、成果を追い求める過程も同様に重要視し、自身の姿勢や熱で周囲に勇気を与えたいと考えるようになりました。当然この二兎を追う行為は容易ではありませんが、残された3年間をかけ精進していきたいと思います。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

乱文失礼いたしました。

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