男子

My rule

経済学部卒業生  下田 悠生

平素よりお世話になっております。
経済学部4年の下田悠生です。

秋も終わりが近づき、学ランを着て部活動に来る部員も増えております。私は、つい先日のように感じる夏を思い返しながら、「学生生活最後の冬か」と寂しさを感じております。朝晩の気温差が激しい日が続きますが、皆様くれぐれも体調には気を付けてお過ごしください。
10月16日に行われました立正大学戦に勝利し、2部優勝という結果で秋季リーグ戦を終えることが出来ました。私たちの代にとっての最後のリーグ戦を無事終えられたことを嬉しく思っております。改めてになりますが、OBの方々、学生連盟の方々含めリーグ戦に関わってくださった皆様、ありがとうございました。

上記の結果もあり、本塾は10月29日に行われる1部の国際武道大学との入替戦に臨むことが出来ます。「入れ替え戦は独特の雰囲気がある」とよく言われますが、関東一部という日本で一番レベルの高いリーグで半年間活動できる権利を争って戦うわけですから、どちらのチームも強い想いを持っております。だからこそ、迷いやためらいが生まれやすく独特の雰囲気になると入替戦を3回経験した私は思います。今回の活動日誌では、そんな厳しい状況下だからこそ大切と考える「My rule」について書かせて頂きます。

そんな私の大切にする「My rule」ですが、一言で表すと準備にこだわるということです。最高の準備が出来ればブレることなく戦っていけます。私はそんな準備に関して短期的なものと長期的なものに分けて考えます。

短期的な準備とは練習や相手分析などを期限までにどこまで突き詰められるかを指しています。私は準備が出来ているかを測る物差しとして「どんな結果になろうと後悔なく終われるか」を持っています。この物差しは一人一人違うと思いますが、試合でベストなパフォーマンスをするというゴールは同じだと考えております。私の場合、緊張しいで色々なことが気になる性格ですので、「あれをすればよかった」と感じることが多くパフォーマンスが発揮できないことが多くありました。自分の中で納得できる準備量が無かったのです。だからこそ、期限を決め、優先順位を付け、そこまでの最適を考え、実行するという当たり前を丁寧にやることをルールに決めました。愚直に、丁寧に積み重ねた努力量は試合で揺るがない軸となると感じます。

また、長期的な準備というのは先日の久保田(商1)の活動日誌にもあった「外面を良く」ということです。この言葉は私が大学4年間で感じた「自分の成長環境は自分で作れる」ことが起因しています。私は付属校出身ということもあり、大学バレーで日本一をとる環境は本塾バレー部しかありませんでした。この限られた環境の中、成長していくために外面が大切だと感じました。部員の入れ替わりはあるものの人間関係も大きく変わらない4年間で多くの情報を得るには聞き方や感謝の伝え方が大切です。幸い、本塾バレー部の部員は半学半教の精神が行き届いているため指導をする、されることに対し積極的な部員が多いです。だからこそ、自分が折れてでも敵を作らず、一つでも多くのことを学べたと感じております。また、謝罪や感謝のできる人間は多くの人に助けてもらえるということも学びました。私自身、多くの部員、先輩方にご迷惑をおかけしましたが、どの瞬間も気にかけ助けていただきました。現在、後輩の久保田が苦戦しているとき、誰かが近くで声をかける姿を見られ、彼の成長は間違いないと感じております。入れ替え戦では、多くの感謝を伝えられるように私自身、準備を進めてまいります。

私は今回の活動日誌で自分のルールを言語化し、再確認しました。入替戦まで残り一週間を切る中で、「全力」、「準備」といったあいまいな表現に対し自分と向き合ってどこまで具体化できるかが大切になってくると確信しております。
従いまして、入替戦で戦う本塾は心技体共に最高潮であるといえます。色々な思いを胸に準備をしてきた私たちを是非とも見ていてください。

最後になりますが、今シーズンも残り1か月半を切りました。残り試合も数えるほどですが。私たちの背中を押してくれる応援、引き続きよろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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