男子

勝とうとすると負けるジレンマ

法学部政治学科3年  西山 誠一郎

夏至の候 皆様方はいかがお過ごしでしょうか。

ご存じの方もいるかもしれませんが、体育会バレーボール部の男子チームでは活動の一環として専門の講師からメンタルトレーニングを受けています。メンタルトレーニングとは試合で勝つための心・思考を身に付けるための訓練のことを言います。

先日メンタルトレーニングが行われたのですが、内容はパフォーマンスを悪くしないために、ネガティブなことが起こった際、どれだけそれを切り離して考えることができるかというものです。講師である辻さん曰く、人間はネガティブなことに対して意味付けをするそうです。分かり易くいうと、上手く行かないことに対して、その理由を探してしまうということです。

上手くいかない意味に囚われるとパフォーマンスが落ちます。なぜなら、意味に振り回されることで、今起こっている事実、現実から逃げてしまうからです。したがって、意味に振り回されることなく、事実、現実を見て何をどんな心でするのかを考える必要があります。

しかし、勝ち負けといった結果を大事にすればするほど、意味に囚われやすくなります。なぜなら、勝たなければいけない試合ほど、上手くいかない時に焦り、その理由を探してしまうからです。つまり、勝とうとしているのに、結果を気にすることによってパフォーマンスを落とし、負けに繋がるというジレンマを抱えることになります。

この問題の解決方法として、辻さんは結果を出したいという気持ちに負けないぐらいのエネルギーが必要だと言います。分かり易く言い換えると、勝ちたいという気持ちに負けないぐらいのエネルギーが必要だということです。エネルギーとは具体的には目的のことを指します。バレーボールであれば、自分がバレーボールにどのような目的や価値を持っているかです。目的のエネルギーは上手くいかない時や負けている時でも揺らがないものである必要があります。そのエネルギーとは何なのかということを先日のメントレでは、各々話し合いました。

今度行われる入替戦にも意味があります。我々は意味に振り回されることなく、各々が持つ目的に従って、持てる限りのパフォーマンスを発揮する必要があります。その結果が勝利であると確信しているので、練習から目的で動く自分を磨いていきます。

暑さ厳しき折、皆様方のご健康を心からお祈り申し上げます。

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