男子

J

環境情報学部4年  芳賀 祐介

日頃よりお世話になっております。環境情報学部1年の芳賀祐介です。
穏やかな日差しに春を感じる今日この頃、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。昨年の4月に塾バレー部の一員となって以来、この活動日誌では毎回のように申し上げてきました”道産子”の意味はもう皆様ご存知かとは思います。“道産子”の私はようやく訪れた春に歓喜しております。というのも、北海道の冬を生まれてから17年間耐え抜いてきた私であっても、関東の暖房設備の弱さと夜の冷え込みには敵わず、毎晩肌寒い思いをしていたからです。北海道ではまだまだ雪が残り、桜はゴールデンウィーク前後が満開という、同じ日本なのかというほどのタイムラグがあるため、直に桜が見ることができると思うと少し心躍る自分がいます。3月となり、新たに塾バレー部の一員となる新1年生が徐々に練習に合流し始めており、先輩となる覚悟を胸に日々練習に取り組んでおります。

今回お話しさせていただくのは、”J”という組織についてです。Jとは私が敬愛する、商学部3年、慶應を、関東を代表するミドルブロッカーである降小雨という漢の敬称です。私が降さんを尊敬するあまり、勢い余って「J!」と呼んでしまったのがきっかけでその敬称がついて、さらに私のように降さんに心酔する同志が集まって“J”が組織されました。同じく“J”の一員である経済学部2年の島田航希は降さんと共に昨年のリーグ戦、全日本インカレ、早慶戦を主力として戦い抜き、もはや”J”の影響力は留まるところを知りません。

ここでお話ししたいのは、降さんがよく”J”のメンバーに使う、ある表現のことです。その表現とは”船”という言葉です。現在、塾バレー部は4年生が引退されてから部員の少なさなどで、これまでできていた総合練習などが満足にできずにいます。そうした中で、降さんはチームの在り方を”船”と説きます。チーム高倉は1月の草創期からコロナウイルスの影響で万全とは言えない出航を遂げました。しかし、個性溢れる先輩や同期、後輩と支え合いながらこの3月まで練習を重ねて、4月からは再び新しい仲間が加入します。一度船に乗ったら目指す方向は同じで、船にある戦力で厳しい戦いに勝利しなくてはなりません。時には嵐や大荒れの日もあるかもしれないが、そんな時こそ船員で手を取り合って前に進んで行こう、という降さんの熱いメッセージが、その教えには込められています。”船”の考え方は”J”のみならず、チーム全体にも広がりを見せています。

私は昨年に引き続き、家族制度にて降さんの家族に2年連続で在籍する唯一のメンバーとなりました。優秀なミドルブロッカーである、降さん、経済学部で同じく3年の下田さんが引退される前にお2人を超えて安心させる必要があると強く思っております。まだまだメンタル面、技術面等、頼りない自分ではありますが、お2人の背中を追って日々練習に取り組みます。

最後になりますが、花粉の舞うこの時期はつらいものです。どうかご自愛ください。本当に困っている方は、北海道は花粉が本州ほど激しくないとよく耳にしますので、ぜひ移住を検討してみてはいかがでしょうか。
乱文失礼いたしました。

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