女子

「頼る」ということ

法学部政治学科卒業生  松井 南帆

梅雨入り前とは思えないほどの暑さが続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。法学部政治学科3年の松井南帆です。

新型コロナウイルスが未だ猛威を振るう不安定な状況ではありますが、私たちバレーボール部女子は有難いことに週5日の練習を行うことができています。この日常を決して当たり前と思わずに、感染対策を徹底しながら練習に励んでまいります。

さて、話は変わりますが、皆さんは「頼る」という言葉にどのような印象を受けるでしょうか。

私はつい最近までこの言葉に良い印象は抱いていなかったし、頼ることは、苦手でした。自分のことは自分でやるべきで、私のことで人に時間を割いてもらうのは申し訳ないと思っていました。また、手元の携帯で莫大な情報にアクセスできる今日、昔に比べて一人で解決できることが増えたことも事実だと思います。ですが、最近は、人に頼ることが成長への近道になることを身に染みて感じるようになりました。

1年生だった頃の私は、基礎がなってないなかったことや最下級生だったこともあり、とても有難いことに、声に出して「頼る」ことをしなくてもたくさんの先輩方にアドバイスをいただいていました。ある意味、受け身になっていたのかもしれません。

ですが、学年が上がるにつれて、特に3年生になって、声に出して「頼る」ことをしてこそ成長できる環境にいると感じています。上級生として練習中も教える機会が増えた今、自身が成長するためには、先輩、同期、後輩にも積極的にアドバイスを求めることが重要です。実際、レシーブのフォームを見てもらったりコツを聞いてみたりすると、自分では気づかなかったクセや、意識していなかったポイントを知ることができてとてもためになります。

また、自主練も、一人でやるより誰かに声をかけて二人以上でやる方がより実践的に、効率よく練習できています。練習前後の自主練だけでなく、オフの日や変な時間帯の自主練にも、誘ってみると、乗り気で付き合ってくれる仲間もいます。とても有難いことです。

チームメイトにたくさん頼らせてもらっているからには、もらった指摘やアドバイスを反映させ、確実に成長に繋げて参る所存です。そして、皆に助けてもらっている分、自分自身も人から「頼られる」人になりたいです。

大変暑い日々が続いております。感染対策とともに、こまめな水分補給も忘れずに、くれぐれもご自愛ください。
乱文失礼いたしました。

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