女子

声出しと雰囲気づくり

総合政策学部卒業生  泉川 茉莉

厳しい寒さも徐々に収まり、春の兆しが感じられるようになりました。緊急事態宣言の延長が決まり、いまだ予断を許さない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

総合政策学部1年泉川茉莉です。

昨年9月に女子バレー部に入部してから早5ヶ月が過ぎ、新入生が入る時期も近づいてきております。1年生という立場で練習する時期も終わり、新2年生と呼ばれるようになったことで、ワクワク感と焦りの混じった責任感を感じるようになりました。私は長いバレー経験のある同期がいるなか、唯一大学でバレーを始めた立場におります。技術の習得、強化はもちろん、精神面で明るく強くエネルギーをチームにもたらせる存在になりたいと一層思う日々です。

そんな中での緊急事態宣言と練習の自粛。成長が止まってしまうのではないかという不安や焦りがありました。しかしこの1ヵ月、オンライントレーニングやメンタルトレーニングをする中で得た気づきや発想も多くあったことに驚いています。

オンライントレーニングでは、狭い室内のスペースでしているとは思えないくらい、しっかり汗をかく、そして息の上がる体幹や筋肉の強化メニューをチーム全員で行っています。遠隔のトレーニングにもかかわらず、飽きやモチベーションの低下を感じていないことが私は不思議でした。そしてこれがなぜかと考えたときに、真っ先に思いついたのが、トレーニング担当の4年生じみんさんの声かけでした。自分で実践してみるとよくわかりますが、きついトレーニングをしながら、残り時間を数えたり、チーム全体を鼓舞する事はとてもハードな仕事です。(筋トレの最中、私はぜいぜいすることが多く、声出しをする余裕がないことが大半です。)にもかかわらず、毎回エネルギッシュに、明るく、筋トレメニューをリードしてくださる先輩の存在がどれほどトレーニングの雰囲気を作っているか実感するばかりです。

オンライントレーニングであっても、コートを使った練習や試合であっても共通して大切なことがあると思います。この1ヵ月の自粛期間中取り組んでいるメンタルトレーニングでも取り上げられていますが、何よりも大切なのは「快い気持ちで、やらなければいけないことを高い質でこなすこと」です。もちろん、自分で自分の気持ちをコントロールすることも重要ですが、私はこのオンライントレーニング期間中、いかに1人の声かけや雰囲気作りがチームに影響するのかということを知りました。そして、新一年生を迎える時期が近づいた今、自分も、じみんさんのオンライントレーニング中の声出しで感じたように、明るいエネルギーをもたらせる存在になりたいと思います。

まだまだ先の見通しが立たない日々が続きますが、自粛期間中の時間を最大限有効活用してまいりたいと思います。これからもよろしくお願い致します。

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