男子

自信

文学部卒業生  藤田 鈴子

秋も深まり寒さが身に染みる季節となってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
アナリストを務めております、文学部2年の藤田鈴子です。

代替大会もついに始まり、今年度初の大会ということで部員一同気合いを入れ直して試合に望んでおります。YouTubeLiveでの配信も行っておりますので、皆様ぜひご覧いただけますと幸いです。
そして、今回は私が今シーズンを通して感じた「自信」という言葉について考えてみたいと思います。

「自信は、膨大な練習量から出てきます。」
どこかで耳にしたことがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。いつの誰の言葉なのかご存知の方には古い話題だと思われてしまうかもしれませんが、個人的にとても響いた言葉です。
私は以前、先輩方や、時には同期からも「もっと自信を持って良いんだよ」と言われることがよくありました。メンタルトレーニングの辻先生のお話によると自信は結果が出ないと付いてこないものだそうなので、あまりそこを当てにするのは良くないのですが、そうはいってもついつい口にしたくなってしまうものでしょう。
この日誌を読んで下さる方の中にも「自信なんてどうやって持つのか」「それが出来たら苦労しない」と思ったことがある方、現在そう思っている方も多いと思います。かく言う私もその1人で、「自信ってなんだろう」と考えていた時期もありました。自分で言うのもなんですが決して奥ゆかしい性格をしている訳では無いのです。それでも自信が無いという自覚があったのは、自分のやっていることが正しいのかどうか、力になっているのかどうか、何も分からないからでした。
しかし自信がつくまでのプロセスは至ってシンプルです。とにかくやることをひたすらやっていれば結果は付いてくるし、「自分はこれだけやったんだ」と自然に思えるようになります。そして、自信はパフォーマンスへと繋がっていくのです。勿論実際のパフォーマンス向上に向けては量より質が重視されますが、量が与える精神的影響は大きいでしょう。
そして、今年のチームはいついかなる時でも最善の準備を尽くしてきました。コロナ禍で思うようにバレーボールができない時もミーティングを重ねたり筋トレに励んだり、オンラインでコミュニケーションを取っていました。体育館を使用できる時間が限られていても、決められた時間の中で120%を出せるように練習をしました。集合時間よりも1時間以上早く来て自主練をしたり、時には閉館時間ギリギリまでサーブを打ったり、アナリスト陣が出しているスタッツを見て積極的にアドバイスを求めてくる選手もいました。大会開催が不透明な中、チームの為に動いてくださるマネージャー陣の方々も、きっと大変なことがあったでしょう。常に全員が全力を出しているからこそ、今のチームでは、全員が全員のパフォーマンスに自信を持っているように感じます。自分を信じて、チームを信じる。その自信が結果として実るよう今後の試合でも応援していただけたらと思います。

話題の新型コロナウイルスだけでなく今後インフルエンザを始めとする感染症も流行することが予想されますので、皆様ご自愛ください。
失礼致します。

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