先輩各位
日頃よりお世話になっています。
環境情報学部1年の入来晃徳と申します。先日行われた2022年度秋季関東男子2部リーグ戦、平成国際大学との試合結果をご報告いたします。
○慶應義塾大学3-0平成国際大学●
第1セット 31-29
第2セット 25-23
第3セット 25-15
【先発選手】
WS:安達(環4)-島田(経3)
OP:松本(環3)
MB:降(商4)-芳賀(環2)
S:高倉(商4)
Li:内田(環2)
【交代選手】
下田(経4)、渡邊(商2)、入来(環1)
【控え選手】
樋口(経4)、大槻(総3)、細野(経2)、山元(法1)
【試合内容】
今回の対戦相手である平成国際大学はライト攻撃を中心として巧さのあるプレーを武器に戦ってくるチームである。これに対し慶應は自分達の流れが作れず序盤は予想していなかった接戦を演じるが、試合終盤で底力を見せつけなんとか1セットも落とすことなく勝利できた。
第1セット
高さで勝る慶應は1セット目から一気に流れを持っていきたいところであったが、いきなり平成国際大学にブレイクを許す。3-3となった場面でMB芳賀のサーブからブレイクに成功し4-3と慶應がリード。ここから互いにサイドアウトを取り合う拮抗した場面が続き6-6からのラリー、OP松本のバックアタックが惜しくもアウトとなり、相手にブレイクを許してしまい6-7。さらに相手にリードを許し7-9となった場面から、MB降のサーブのローテーションでS高倉、芳賀のダイレクトアタックなどのより3連続ブレイクに成功し10-9と逆転する。12-11となった場面相手のライト攻撃をWS島田が見事にシャットアウト。これで13-11と2点差となる。ここから互いにサイドアウトを取り合いとなり18-16となった場面、長いラリーを慶應が制し19-16とリードを広げたところで平成国際がタイムアウト。そこでも流れは慶應に傾いたままで今度は芳賀のブロックポイントで20-16とさらにリードを広げる。一気にセットを持っていくかと思われたがここから平成国際の粘りが続き、23-23で追いつかれてしまう。さらにはここでブレイクを許し23-24とマッチポイントを握られる展開に。しかしこのピンチはエース松本で切り抜けるもこの後もしばらくサイドアウトの取り合いで常にアドバンテージが相手にある緊迫した状態が続く。28-28の場面、相手のクイック攻撃が合わず慶應がついにブレイクし29-28で相手のタイムアウト。30-29となった場面、相手のバックアタックがアウトとなり、31-29で大接戦の第1セットを慶應が取る。
第2セット
乱れたサーブレシーブを高倉の体を張った二段トスからWS安達が決め、慶應はこのセットの1点目を奪う。1-3とリードを許すも島田のサーブカットから安達が決めるなど、慶應も確実にサイドアウトを切っていく。相手の多彩な攻撃に、序盤は思うようにブレイクが奪えず、拮抗した展開となるが、松本、安達を中心に得点を奪っていく。慶應はミスが出て9-11と2点のリードを許すも芳賀のこのセット1点目となるスパイクポイントで食らいつく。しかし、相手の粘り強いレシーブからラリーを落とすなど、10-13とリードを許し、消毒のタイムアウトを迎える。直後のサイドアウトを松本のプッシュで切ると、ここでピンチサーバーにMB下田が出るもブレイクを奪うことはできない。続けて、降のスパイクから回ってきたサーブでは、WS渡邊がピンチサーバーとして登場すると、自ら相手を乱すサーブから強烈なバックアタックを決めると、慶應はこの試合1番の盛り上がりを見せる。立て続けにブレイクを奪い、14-14とすると、平成国際大学はすかさずこのセット1回目のタイムアウトを要求する。再び15-16とリードを許しても降の強烈なBクイックで同点とすると、今度は慶應の3枚ブロックで逆転する。サーブカットが乱れて苦しい状況でも幾度となく安達が強烈なスパイクを叩き込み、接戦のまま終盤へ突入する。S高倉のレシーブから島田がスパイクを決め、21-20とここで再びリードすると、平成国際大学は2回目のタイムアウトを要求する。相手のフェイントなどに苦戦したものの、最後は高倉のレシーブから島田が決め25-23でこのセットも奪った。
第3セット
なんとか1、2セット目をものにすることができた慶應は勢いそのままに3セット目を奪いたい。3セット目は序盤から互いにサイドアウトを奪いあう展開となったが、3-4で回ってきた安達のサーブがその均衡を破った。慶應は安達のサーブで乱してチャンスを生み、松本にトスを託して点数を重ねていった。連続ブレイクで点差を7-4まで広げたところで相手がタイムアウトを要求しこの流れを切りにきたが、流れは止まらず、両サイドの平行、リベロからの速いトスアップ、パイプなど様々なパターンの攻撃で10-4まで点差を広げることができた。相手に得点を許しても芳賀のクイックですぐにサイドアウトをとり、11-5と点差を縮めさせなかった。クイックが機能し始めた慶應は、降の強力なクイックで13点目をとり、このセットを折り返した。セット後半も攻撃の手を緩めず、16-8と点差をさらに広げたところで島田に代わって、今期のリーグ戦でスタート起用が増え、持ち前の高さを生かしたプレーで勢い付いているWS入来がコートに送られた。コートに入って早速、サーブレシーブをしっかりと返し松本の得点をお膳立てする活躍を見せた。次のポゼッションにはS高倉に代わって、サーブ力とディグに定評のあるS細野がピンチサーバーとしてコートに送られた。得点には至らなかったが、今期のリーグ戦で確実にチームのローテーションの一部として定着しつつあるということを示した。その後も確実にサイドアウトをとり、安達のサーブから、安達、入来のスパイクポイントでブレイクを重ねた。23-14で芳賀に代わってOP渡邊がピンチサーバーとしてコートに入り、畳み掛け、最後は松本のサーブから降のダイレクトで25-15で3セット目を奪った。
よってセットカウント3-0で本塾の勝利。
数少ない有観客試合にお越しいただき、またライブ配信をご覧いただき感謝いたします。今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
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