先輩各位

日頃よりお世話になっております。商学部1年の久保田健介と申します。先日行われた2022年度秋季関東男子二部リーグ戦、明治学院大学との試合結果をご報告いたします。

○慶應義塾大学3-0明治学院大学●
第1セット 25-20
第2セット 25-17
第3セット 25-14

【先発選手】
WS:島田(経3)-入来(環1)
OP:松本(環3)
MB:降(商4)-芳賀(環2)
S:高倉(商4)
Li:内田(環2)

【交代選手】
大槻(総3)、渡邊(商2)、細野(経済2)

【控え選手】
樋口(経4)、西山(法3)、山木(文1)、山元(法1)

【試合内容】
先週の立正大学戦、立教大学戦が延期となり秋季リーグ初戦となった明治学院戦は慶應としてはなんとしても勝利して勢いづきたい1戦である。上手い選手が揃っている明治学院に対して慶應は高さのあるスパイクとブロックで対抗しストレートで勝利することができた。この勢いのまま次週のリーグ戦にも臨みたいところである。

第1セット
迎えた秋季リーグの1セット目、Li内田のサーブカットから、1年生のWS入来がスパイクを決めて1点目を奪う。序盤はS高倉の積極的なトス回しから入来やMB芳賀がスパイクを決めるなど5-4とリードして試合を進める。さらには内田の安定感のあるトスから、高倉とMB降の4年生コンビから得点を奪うなど、センター線を使った攻撃を展開する。しかし明治学院のコートを幅広く使った攻撃に対して、対応しきれず、11-9と点差がなかなか広がらなかったものの相手のミスも重なり、13-9として消毒のタイムアウトを迎える。再開直後、入来の強烈なジャンプサーブが決まると、すかさず明治学院はタイムアウトを要求する。勢いが止まらない入来はこのタイムアウト直後にもサービスエースを奪い、15-9と慶應は一気に前に出た。中盤も、芳賀のレシーブからWS島田が難しいトスを決めると、少し体勢の崩れたトスを、OP松本が決め、続けて島田がサービスエースを奪うなど、3年生のサイドアタッカーコンビも躍動し、20-15と相手を寄せ付けない。また、21-16から降もサービスエースを奪い、明治学院は2回のタイムアウトを使い切る。終盤はサーブレシーブを乱される場面もあったが、入来が2本連続でスパイクを決めると、最後は島田の得点で25-20とし、1セット目を先取した。

第2セット
1セット目に続きこのセットをものにしたい慶應は序盤から降のクイックと入来のブロック、スパイクで得点を重ね、4-1のリードでこのセットを始めた。点差を詰められたシチュエーションでは松本にトスを託し、確実に点数にして相手に追いつかせなかった。一時8-7と点差を詰められたが、島田、入来のスパイクでサイドアウトをとり、降のサーブで相手を乱してブレイクしてスコアが12-8となったところで明治学院大学がタイムアウトを要求した。タイムアウト明けもブレイクを続け、点差は15-8まで広がった。19-13と点差を縮められた場面で芳賀に代わってS細野がピンチサーバーとしてコートに送られた。重く、伸びるサーブからチャンスを作り出し、最後は島田がスパイクを決め、慶應は先に20点台に載せ、その日1番の盛り上がりを見せた。21-14の場面でS高倉に代わりWS渡邊が、21-15の場面で松本に代わってS大槻がコートに入り、慶應は最後まで前衛3枚の攻撃の手を緩めずに25-17でこのセットも奪った。

第3セット
相手のサーブミスで試合が始まり、序盤から慶應の粘り強さが垣間見えリードする。相手のサーブをリベロの内田がきっちりセッターへ返球し、島田や芳賀、松本といったスパイカー陣が得点を重ね7-5。途中、セッターがレシーブしたボールを島田がツーで打つなど慶應の攻撃の幅広さが見られた。エース松本のサーブで流れに乗る慶應は高倉のブロックや降のブロックや速攻攻撃が飛びだし一気に点差を広げる。途中出場の渡邊もスパイクや粘り強いリードブロック、ネット上での押し合いでチームに貢献し点差は18-9。この試合通して目標であった攻めのサーブが功を奏し、相手に思い通りの攻撃をさせずブロックで仕留めるという、夏に練習してきた成果が存分に見受けられる立ち回りであった。セット終盤、相手の強烈なスパイクをリベロの内田が綺麗にレシーブし最後は渡邊が決め切り21-11。その後も渡邊のノータッチサービスエースや芳賀のクイック、島田のブロックポイントで得点を重ね23-13。最後は渡邊が決め切り幕を閉じた。

よってセットカウント3-0で本塾の勝利。

無観客試合ではありましたが、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。