先輩各位
日頃よりお世話になっております。文学部1年の山木柊と申します。2022年度春季関東大学男子一部リーグ戦、青山学院大学との試合結果をご報告いたします。
6月4日(土)
○慶應義塾大学3-0青山学院大学●
第1セット25-18
第2セット26-24
第3セット25-18
【先発選手】
WS:安達(環4) -島田(経3)
OP:松本(環3)
MB:降(商4)-芳賀(環2)
S :高倉(商4)
Li :山元(法1)
【交代選手】
下田(経4)、内田(環2)、山木(文1)
【控え選手】
樋口(経4)、大槻(総3)、渡邊(商2)、平山(商1)
【試合内容】
本日の相手である青山学院大学は今まで戦ってきた大学とは戦い方も雰囲気も違い、戦い慣れないような相手であった。一時リードを許す展開もあったが、しっかりと自分達の戦い方を見せて、いい形で得点を重ねることができた。自分達の中でも慶應らしい戦い方、勝ち方というのをはっきりとさせ、残り少ない春季リーグ戦で勝利を飾っていきたい。
第1セット
試合は相手のサーブミスから始まった。相手はサイドアウトを取りたい場面で、エースにトスを託すがスパイクコースに入っていたLi山元がレシーブし、WS安達がフェイントを決め得点を重ねる。相手の速いトス回しに多少戸惑うも、練習してきたブロックシステムの成果が見え、S高倉のブロックポイントで5-1と序盤から試合を有利に進める。ここでチームに拍車をかけるOP松本のノータッチサービスエースが炸裂し、相手がタイムアウトを取る。
タイムアウト明けも松本がータッチサービスエースを決め、チームの士気が上がる。ここから調子を上げた松本が2連続、MB降が要所でスパイクを決めた。しかしここから球際でのミスや、相手のブロックや攻撃が決まり出し13-13と拮抗した状態になった。ここから一打で終わることが少なくなり、ラリーが続く展開が多くなった。その中でネット際の処理や、リードブロックや、2段トスなど、両チームともに基礎力が試される場面が多くあったが慶應が一枚上手であり、イーブンの状態から1歩抜け出し17-15。波に乗った慶應はここで、降のブロックポイントや、松本の強烈な2連続スパイクで先に20点台に乗せる。相手もトスを左右に振り攻撃の幅の広さを見してくるがWS島田、高倉のブロックで差を広げ22-16。しかし、相手の粘り強いレシーブで好ラリーが続きなかなか攻撃が決まらなかったが、松本が相手のブロックを弾き飛ばし23点目を取り、本日3本目の高倉のブロックポイントもありマッチポイント握る。最後は松本の一打で1セット目を終えた。
第2セット
1セット目に続き、2セット目も取りきりたい慶應は、序盤から丁寧な試合運びを見せる。しかし青山学院大学が得意としている特有のテンポからの変則的な攻撃を中心に得点を重ね、4-6とリードを許してしまう。それに対し慶應はプレーとプレーの間にコート内で集まり、相手に流されないように心がけ対抗するも、なかなか点差が縮まらず常に追いかける状態の苦しい試合展開となる。しかし松本のスパイクや相手ミスを確実に得点にし、13-12と逆転に成功し中間の消毒タイムとなる。慶應はタイム明けも攻めの勢いを緩めず確実に得点を積み上げていくが、フェイントなどの緩いボールがコートに落ち始めると15-15とすぐに追いつかれてしまう。そんな中、慶應の悪い雰囲気を切り裂くような安達や松本のスパイクが相手コートに突き刺さり、17-16とリードに成功しこのまま勝ち切れると思われたが、相手のピンチサーブがネットインとなり相手の得点となると、17-18と1点のリードを許し、慶應のタイムアウトとなる。タイム明け後すぐに松本のスパイクで相手サーブを切ると、19-20の場面で守備力強化を狙い安達とWS内田との選手交代となる。その後1点ビハインドの苦しい状態から丁寧に点数を重ね相手のミスを誘い21-20と終盤でのリードのまま青山学院大学のタイムアウトとなる。その後もサーブアンドブロックを徹底し、2セット目も26-24で慶應が連取する。
第3セット
1セット目、2セット目を連取し、流れを掴んでいる慶應はこの勢いのまま3セット目も取り切りたいところである。序盤エース松本のスパイクがシャットアウトされてブレイクを許したものの島田のサービスエースなどが飛びだし3-1と連続ブレイクに成功した。その後はMB降のクイック攻撃などでサイドアウトを重ね6-4。この場面で青山学院にサービスエースが飛び出し6-5。流れを引き渡すまいとここで序盤2度目の降のクイック攻撃が決まる。その後安達のサービスエース、降のダイレクトアタックにより2連続ブレイクに成功し9-5と完全に流れを掴んだところで青山学院の1度目のタイムアウト。タイムアウト明け直後互いに粘りのレシーブで長いラリーを制しブレイクし10-5とさらにリードを広げる。その後慶應のコンビミスでブレイクを許し10-7と差を縮められるも松本の強烈なバックアタックが決まり11-7。その後はサイドアウトの取り合いで17-12となった場面、安達の前を狙ったサーブでまたもサービスエースが飛び出し18-12。さらにノリに乗っている安達は止まらず、ネットインサーブでまたもサーブポイントを重ね19-12とリードを広げる。この後も粘りのレシーブからエース松本のバックアタックで2連続ブレイクを重ね21-12と先に20点台に乗せたのは慶應であった。サイドアウトを切られ21-13となった場面、守備固めで安達に変わり内田が投入される。慶應も1本で流れよくサイドアウトを切り22-13となった場面ここでOP山木が降のピンチサーバーで投入される。惜しくもブレイクはならなかったが不規則な回転で相手を乱し、初出場ながらそのプレーには覚悟が見えた。その後は大きく開いた差を追い付かれることなく逃げ切り、25-18で3セット目も取り、この試合を慶應が制した。
よってセットカウント3-0で本塾の勝利。
無観客試合ではありましたが、ライブ配信をご覧になっていただき感謝いたします。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
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