先輩各位
日頃よりお世話になっております。商学部1年の久保田健介と申します。2022年度春季関東大学男子一部リーグ戦、順天堂大学との試合結果をご報告いたします。
5月29日(日)
○慶應義塾大学3-1順天堂大学●
【先発選手】
WS:安達(環4) -島田(経3)
OP:松本(環3)
MB:降(商4)-芳賀(環2)
S :高倉(商4)
Li :山元(法1)
【交代選手】
下田(経4)、渡邊(商2)、内田(環2)
【控え選手】
樋口(経4)、大槻(総3)、久保田(商1)、山木(文1)
【試合内容】
本日の対戦相手である順天堂大学は、強力なサイド攻撃と左利きのミドルブロッカーによるCクイックなど止めづらい相手だった。慶應はしっかりとサーブカットを返して慶應らしいバレーボールをすることができ、サイドアウトを取って流れを渡さない試合運びとなった。また、この試合では慶應の戦い方の1つであるサーブも機能しており、これからの勢いをつける一戦となった。
第1セット
試合開始直後、相手の2連続得点から始まり決して好調と言える幕開けでは無かったがOP松本の強烈なスパイクが決まると、今大会初の先発出場となる安達のフェイントも決まり、2-2序盤から対等に試合を進めた。すると続けざまに安達の攻撃やサーブで相手のリズムを崩し、島田や松本などスパイカーが各々に得点を重ね慶應がリードを保つ場面が多くあった。ネット際でのリバウンドやワンタッチボールの処理など、先週の敗戦から学んだ弱点を練習してきた成果が要所で功を奏し、勿体無い失点が少なかった。しかし順天大も昨年の全日本インカレ準優勝ということもあり、賞賛すべきプレーや慶應の攻撃を粘り強くレシーブしリードを許さなかった。しかしここで安達が相手ブロックの上からスパイクを決め、降のブロックポイントで慶應が1歩リードした。ここで相手のミスで得点を重ね、松本の強烈なバックアタックで拍車をかけ6連続得点で17-20となり、一足先に20点台に乗せた。終盤に差し掛かったところで慶應の強みであるブロックが相手にプレッシャーをかけ始め、降、島田のブロックが炸裂し24-23。最後は松本の狡猾なプレーで25点目を取り切り第1セットは幕を閉じた。
第2セット
第1セットの勢いのまま第2セットもとり切りたい慶應であったが、序盤相手の勢いのあるジャンプサーブに苦しめられたため、1-2の場面でサーブキャッチ安定を狙いWS渡邊と安達の交代となる。その後は点の取り合いのシーソーゲームを演じて、迎えた4-5の場面で降の速攻に続き安達のサーブが相手リベロを崩しブレイクに成功し6-5と一歩前に出る。その後も慶應の勢いは続きS高倉のツーアタックや島田のスパイクにより8-6と着実に点差を広げる。しかし順天大も一筋縄には行かず、一人時間差やBクイックなどのセンター線を中心とした攻撃に対応が遅れ11-13と2点差をつけられ、中間の消毒タイムアウトとなる。消毒タイムアウト明けは安達の高い打点からのスパイクが決まり良い入り出しとなる。そして松本のサーブからの切り返しで3点ブレイクに成功し14-14と追いつくと相手のミスなどを誘発し17-15と2点リードの場面で順天大の1回目のタイムアウトとなる。その後安達のサーブを順天大がスパイクで決め切ると、守備強化を目指し安達とWS内田の選手交代となる。しかし慶應のミスが続き18-21と点差をつけられるが松本がなんとか決め切り前衛に上がってきた内田と、安達との選手交代となる。その後2点リードされている状態を打破すべく松本に変わり渡邊のサーブとなるが、惜しくもアンテナにあたり相手の得点となる。そのまま2点差を縮めることはできず23-25で第2セット目を落としてしまう。
第3セット
2セット目を落としたが勢いを取り戻したいところであったが、幸先よく安達のスパイクで1点目を先取。ここから序盤はMB降、芳賀のクイックやOP松本のスパイクなどでサイドアウトを取り合い8-8にまで得点を重ねる。なんとかブレイクをとってこの均衡を破って一歩抜け出したい場面であったがここでMB降のブロックが決まり9-8と慶應がリード。ここでこれまで効果的に決められていた順天大側のクイック攻撃をまたもMB降がブロックし10-8。流れそのままにリードを広げたい局面またも降のブロックからチャンスを作り最後は降のクイックで決めて11-8。1セット目、2セット目本数が少なかった慶應のクイック攻撃が順天大相手に決まり始めたこの場面で順天大が1度目のタイムアウト。クイック攻撃が決まり始めたため、慶應のサイド攻撃も通しやすくなった状況となり安達のスパイクもより決まりだし、サイドアウトを積み重ね10-13。タイムアウト直後エース松本のスパイクでブレイクに成功し10-14と差を広げる。ここからは互いにサイドアウトを取り合い15-19の場面、またもMB降のブロックが飛び出し15-20。そして松本のサーブから相手を崩し最後はMB降のクイックで2連続ブレイクに成功し、15-21。ここから相手は怯むことなく強いサーブを打ち続け18-21にまで差を縮められた場面で慶應のタイムアウト。タイムアウト直後安達のスパイクが決まり悪い流れを断ち切る。いい雰囲気を取り戻した慶應から順天大はなかなか差を縮めることができず25-18で第3セットを取り切った。
第4セット
セットカウント2-1として迎えた4セット目。慶應は松本の相手の意表を突くスパイクから1点目を奪うと、松本のブロックや安達のスパイクで4連続ブレイクを奪い、4-0とするとすかさず順天堂大学はタイムアウトを要求する。しかしその後も慶應の勢いが止まることはなく、またもや連続してブロックポイントが出るなど6連続ブレイクを奪い、6-0と序盤から試合を優位に進める。その後、順天大の粘り強い攻撃から6-3と差を縮められるも、安達のスパイクやMB芳賀のサービスエースが飛び出し、再び9-3と点差をつけると、順天大は早くも2回目のタイムアウトを要求し、その権利を使い切る。その後も慶應は、安達のブロックポイントなど相手にブレイクを許さず、サイドアウトを取り合う展開となり、13-8で消毒のタイムアウトを迎える。タイムアウト後から徐々に相手の攻撃が決まりだす場面もあったが、島田のブロックを弾き飛ばすスパイクで相手の反撃を寄せ付けず、さらには島田のサーブや松本のスパイク、降のブロックで中盤にもブレイクを重ね、19-14とリードを保ったまま、終盤を迎える。そして20-14の場面で安達に代わり内田がコートに入ると、安定したレシーブを供給し、期待通りの活躍を見せる。そして最後は松本がスパイクを決め切り、25-18でこのセットを奪った慶應はセットカウント3-1で順天堂大学に勝利し、リーグ戦3勝目を飾った。
数少ない有観客試合にお越しいただき、またライブ配信をご覧いただき感謝致します。今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
【お越しいただいたOBOGの皆様】
久保田先輩
諏訪先輩
星谷先輩
成田先輩
永田先輩
勝呂先輩
松川先輩
濱本先輩
高橋先輩
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