男子 お知らせ

【戦評】春季リーグ男子1部第9日 vs 東海大学

先輩各位

日頃よりお世話になっております。商学部1年の平山一之心と申します。関東大学1部バレーボール春季リーグ戦、東海大学との試合結果をご報告いたします。

5月15日(日)

●慶應義塾大学0-3東海大学〇
第1セット 20-25
第2セット 20-25
第3セット 15-25

【先発選手】
OH:島田(経3)-渡邊(商2)
MB:降(商4)-芳賀(環2)
OP:松本(環3)
S:高倉(商4)
L:山元(法1)

【交代選手】
安達(環4)、内田(環2)、下田(経4)、樋口(経4)、大槻(総3)

【控え選手】
西山(政3)、山木(文1)

【試合内容】
本日の対戦相手である東海大学はブロックとフロアディフェンスの連携が取れており、リベロを中心とした粘り強いレシーブで着実に繋ぎ、最後はレフトスパイカーやオポジットの強力なスパイクを武器に攻撃をしてくるチームである。先週の敗戦を糧に、アナリストの分析結果をもとに1週間万全な準備をして挑んだ。流れを引き寄せる好プレーも出たものの、スパイクがうまく決まらないなど、本来の実力を発揮できず敗戦を喫した。この負けを糧にして、来週以降のリーグ戦も勝利を目指して精進していきたい。

1セット目
慶應サーブから始まった1セット目は島田のサービスエースで幕が切られた。これでセット序盤から流れに乗りたい慶應はここからまた島田のサーブで相手を崩しブレイクに成功し2-0と序盤好スタートを切るもすぐに2-2と追いつかれる。そこからはお互いサイドアウトの取り合いで4-4まで得点を重ねる。しかしここから相手エースのサービスエースなどで相手にブレイクを許し4-6とリードをされるも、ここでこちらもエース松本のバックアタックで流れを引き渡さない。だがここからサイドアウトをお互いとり7-8まで行くも東海大学の幅を使った攻撃がはまり大量ブレイクを許し7-11にまで差を広げられる。ここで慶應はタイムアウトを取る。タイムアウト直後エース松本のバックアタックが決まり幸先よくサイドアウトに成功する。しかし相手の高いブロックによってなかなか慶應の攻撃が決めきれず8-13となかなか差を縮められないまま消毒タイムアウト。直後やはりトスが上がってきたのはエース松本。これをきっちり決めて9-13とする。ここから流れに乗りたい慶應は島田のサーブから2連続ブレイクに成功し11-13。ここからお互いに1歩も譲らず14-17までサイドアウトの取り合いに。しかしここから東海大の粘りに負けブレイクを許し14-19。この後も東海大学の高いブロックからなかなかブレイクを取ることができず差を縮められないまま20-25と第1セットを落とした。

2セット目
高倉のナイスレシーブから島田が強烈なスパイクを決め、序盤から勢いに乗ると、渡邊が自らのサーブからスパイクを決めるなど、東海大学相手に互角の戦いを見せる。さらには松本の強烈なスパイクで3連続得点を奪い7-2と大量リードを奪うと、東海大学はタイムアウトを要求する。その後も慶應は島田のスパイクで確実にサイドアウトを奪うと、相手のミスも重なり、13-6とその差をさらに広げて、テクニカルタイムアウトを迎える。しかし、ここから相手の粘り強いレシーブや高いブロックに阻まれ13-12とその差を1点まで詰められる。松本のスパイクで何とか相手のブレイクを食い止めると、ここからはサイドアウトを取り合う展開となる。相手のライトからのスパイクを止められずにいると、18-17と慶應1点リードの場面からミスが続き逆転を許すと、相手のブレイクを止められず、慶應は18-21でタイムアウトを要求し巻き返しを図ったものの、相手の流れを止めることができない。松本の強烈なスパイクで一矢報いるも、最後はサーブレシーブを乱されると、強烈なクイックを浴び、セットカウント20-25で2セット目も失い、後がなくなった。

第3セット
先に2セットを奪われて、追い詰められた第3セット。序盤は相手の速いトランジションにリードを許し、1-4と点差をつけられたが、渡邊のスパイクや、サーブで相手を崩しての得点で点差を徐々に詰めていく。東海大学の強烈なバックアタックもすぐに、松本のバックアタックで返し、芳賀のクイックで6-7と一点差まで迫った。しかし、相手の強力なサーブと速いトランジションが慶應の勢いを阻む。6-11で迎えた中盤、慶應はセッターを高倉から大槻に交代し流れを変えにかかる。大槻はこの試合、持ち前の対応力の高さとフロアでの守備力の高さを存分に発揮した。7-13と東海大学のリードでこのセットを折り返した。消毒タイムアウトが明けて、流れを掴みたい慶應は渡邊のスパイク、降のブロック、渡邊のこうレシーブからのスパイクで三連続得点をし、スコアは10-13に。相手のクイックに一点を許すが、こちらも降のクイックですぐに返し、11-14と食いついていく。ここから点差を縮めていきたい慶應だったが、東海大学の強力なサイド攻撃やコースを狙ったサーブでなかなか点差が縮まらず、12-18に点差が開いた。ここで少し乱れたサーブカットから、降の距離の長いBクイックが決まり、13-18に。相手の連続ブレイクを止めたい状況であったが、東海大学の完成度の高いブロックになかなかスパイクが通らない。13-21と追い詰められた場面で芳賀のAクイックが決まり14-21。ここでブロック強化のためにWS安達がコートに送られる。このブロック強化がハマり、相手のオポジットの攻撃を上げ、相手のダイレクトを大槻が見事に上げた。ファインプレーが飛び出した慶應は島田のスパイクでさらに勢いづいていく。しかし、すでについた点差をひっくり返すことができず、15-25とこのセットも落とした。

よってセットカウント0-3で本塾の敗北。

無観客試合ではありましたが、ライブ配信をご覧になっていただき感謝いたします。今後も何卒宜しくお願い申し上げます。

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