日頃よりお世話になっております。
4月30日に行われました、春季リーグ女子3部Bブロック平成国際大学との試合結果をご報告いたします。
4月30日
●慶應義塾大学 0-3 平成国際大学○
【先発選手】
WS :岡澤(文3)ー 倉員(里)(商4)
OP :金子 (理4)
MB:榎本(政3)ー 宮崎(文2)
S : 光嶋(法3)
Li :石田(商2)
【交代選手】
西村 (商1)
【控え選手】
松井(政4)黒木(経4)井辺(商3) 高橋(政3)宮里(政2) 倉員(未)(商1)
【写真つき試合結果はこちら】
https://keiovb.com/match-info/3300/
【試合内容】
平成国際大学は、2021年度秋リーグでの順位決定戦にて戦っている相手である。高いブロックで相手攻撃の力を分散して、自分達の攻撃に持っていくのが得意なチームだ。3部上位リーグ進出に向けては絶対に落とせない試合であり、強い気持ちで臨んだが惜しくも敗北してしまった。
【第1セット】
相手サーブから試合がスタート。序盤は相手サーブにペースを奪われる。なかなか綺麗なサーブレシーブが上がらず、安定したトス、スパイクに繋がらない。WS岡澤のスパイクが決まり慶應初得点、1−2となる。MB宮崎のサーブで始まったラリーは、相手のインナースパイクが決まり失点するものの、相手のフェイントミスにより3-3と同点に追いつく。ここから、相手のコースや緩急の異なるスパイク、サーブにより3-8と点差を離される。ここで慶應1回目のタイムアウト。タイム明け1点目は、相手のスパイクミスにより、慶應1点を返す。MB榎本のコースを絞ったプッシュ、宮崎の2段トスからのWS倉員(里)のスタンディング攻撃、OP金子の当てだしスパイク、相手の反則・スパイクミスにより9-10にまで点差を詰める。倉員の相手コート前部分に落とす緩いスパイクが決まり、11点目。繋ぎミスで失点するものの、岡澤のストレートを抜くスパイクが決まって慶應に12点目が入り1点差に迫る。ここから金子のプッシュなど互いの攻撃が決まり、一進一退の攻防となる。15-18と3点ビハインドとなり、巻き返しを図りたいところだったが慶應のスパイクミスや相手のブロックポイント、スパイクポイントにより連続6失点。以上により15−25で第1セットを落とす。
【第2セット】
倉員のスパイクから試合開始。相手スパイクによる失点後の長いラリーの中では、Li石田などナイスレシーブもあったが相手の速攻攻撃、タッチネットの反則などにより慶應連続失点。0-4。岡澤の高い打点からのスパイクにより慶應に1点目が入る。ここから、慶應のスパイクミスや相手フェイントにより連続失点。ここで慶應1回目のタイムアウトを要求し、巻き返しを図る。ここで、榎本の足の長いスパイク、S光嶋のサービスエースが決まり、2点を返して3−10。平成国際のインナースパイクが決まるが、慶應も金子、榎本、倉員のスパイクが決まり6−13とする。ここから、平成国際・慶應双方スパイクやフェイントが決まりシーソーゲームの状態となる。岡澤と倉員のアタックが冴えたが、なかなか差は縮まらず13−20と劣勢。慶應のミスレシーブで平成国際に21点目を取られたところで、慶應2回目のタイムアウトを要求する。ここから盛り返していきたいところだったが、相手のコースをついたスパイクに苦しみ5失点を喫した。これにより、13−25で第2セットも平成国際に連取される。
【第3セット】
相手サーブで第3セットが始まる。もう後がない慶應は序盤から積極的に攻めるゲーム展開にしたいところである。相手のサーブミスで流れを掴むと、2枚ブロックを抜く岡澤のスパイクがコート真ん中に落ち、2−2の同点とする。しかし、相手のストレートを突いたスパイクが自コートに落ち、2−6にまで点差を引き離される。その後、岡澤の相手ブロックを使った攻撃、金子の短めに出された二段トスからのスパイクが決まり、4-6
まで取り返す。再び、岡澤のフェイント、金子の相手コートの前側に落とす緩めのスパイクがきまる。ここから2セット目終盤同様に互いが一歩も譲らない展開になる。一度は弾いたかに思えたボールを倉員が正確な2段トスとし、金子が見事に決め、7-8とついに1点差にまで詰め寄る。その後は、コースを狙ったスパイクが惜しくもアウトとなり、連続失点となるが相手のサーブミスをきっかけに、倉員のコートをよく見たスパイク、金子のサービスエースで慶應は3連続得点とし、ついに10-10の同点とする。互いのサーブミスの後、倉員、宮崎、榎本のスパイクが決まるが同時に相手にもスパイクを決められ、14-14とイーブンのまま試合終盤に入る。ここで、岡澤のスパイクとサービスエース、倉員のスパイクで17-15とし、試合を通じて初めてリードを奪う。しかし、これまで2セット連取している平成国際も粘りを見せる。
ミドルからのフェイント、ブロックを決められる。相手サーブのミスで再び18-18となると、慶應は相手の緩急を混ぜた攻撃に苦しめられ、3連続失点をする。ここで慶應は1回目のタイムアウトをとり、再起を図る。倉員の相手コートの隅をつくスパイク、岡澤の相手ブロックを使った攻撃により2点を取り返す。20-21にまで追い付くが相手にインナーの鋭いスパイクを決められる。20-22と試合終盤で2点のビハインドを取られるが、ここで金子のナイスレシーブ、宮崎のラインを狙った緩めのスパイク、岡澤のダイレクトスパイクが連続で決まり、22-22の同点に追いつく。ここで平成国際が1回目のタイムアウトを要求する。流れを持っていきたい慶應だったが、ブロックミスとこちらの穴をよく見たスパイクで2点を連取され、22−24となる。後がないように思われたが、岡澤の高さのあるスパイクにより1点を取り返す。ここで金子に代わり、西村がワンポイントブロッカーとしてコートに入る。サーバーの光嶋がエースをとり、24-24に追いつきデュースになる。相手スパイクが決まり25−24とされた後、金子がコートに戻る。ここで、岡澤がライト側からのスパイクを決め、再びイーブンに戻す。相手のミスサーブ、倉員の前を狙った攻撃で慶應は得点するが、平成国際も高さのあるスパイクで慶應のレシーブを弾いていく。そして最後は、インナー側へのスパイクとフェイントを2本連続で決められ27−29とされる。
以上により、セットカウント0−3で本塾の負け。
本日も勝利を掴むことはできませんでしたが、部員全員の総力を尽くして最後まで慶應らしく戦うことができました。残りの春リーグの試合も応援のほどよろしくお願いいたします。
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