各位
日頃よりお世話になっております。理工学部1年の眞田莉奈と申します。2025年度秋季関東大学2部バレーボールリーグ戦、立正大学との試合結果をご報告いたします。
10月4日(土)
○慶應義塾大学3-0立正大学●
第1セット 26-24
第2セット 25-23
第3セット 25-22
【先発選手】
OH:山口(経3)-清水(総2)
OP:入来(環4)
MB:松山(商3)-稲井(法2)
S:松田(商1)
L:今田(法2)-緒方(環2)
【交代選手】
S 久保田(商4)、R 井上(経1)
【控え選手】
R 山元(法4)、MB 中島(経1)、OH 野口(商3)、S 岩間(環2)
【試合内容】
本日の対戦相手である立正大学はテンポの速いサイドの攻撃に加え、多少崩れた状況からでも展開できるクイック攻撃を強みとするチームである。3週間ぶりの実戦ということもあり、自分たちのリズムをなかなか掴むことができず苦戦を強いられたが、慶應の強みであるブロックを軸としたディフェンスと、スパイカー陣による多彩な攻撃により接戦を制し、1セットも落とすことなくストレートで勝利を収めた。残るリーグ戦ではより一層厳しい戦いが予想されるが、1部復帰を目指し、チーム一丸となって一戦一戦全力で挑んでいきたい。
第1セット
1セット目は立正大学のサーブから始まった。1点目はL今田による安定したレシーブからOP入来のスパイクが決まり、慶應が好調な立ち上がりを見せた。その後は互いに点を取り合う展開が続き、4-4と拮抗していた。相手に一度ブレイクを許し4-5となるも、OH清水のスパイクで流れを切り返し、サイドアウトを確実に取って粘りを見せた。続いて入来のスパイク、MB松山のスパイクが決まり、7-7と追いつく。中盤はL緒方のナイスディグもあり、接戦を繰り広げながらも、ラリーの中で確実に点を重ねていく。10-10の場面では相手のサーブミスで慶應が11-10とリードを奪い、連続して入来やMB稲井のスパイクが決まり13-10まで点差を広げる。そこで立正大学がタイムアウトを取る。タイム明けは、相手の強い粘りもあり、長いラリーの末連続失点を許し14-15と逆転される。慶應もタイムアウトを取り、立て直しを図る。その後も一進一退の攻防が続き、21-21で稲井のスパイクが決まりブレイク。立正大学の2回目のタイムアウトを挟みつつも、S松田のブロックにより24-23と先に慶應がセットポイントを握る。ここでリリーフサーバーとして稲井に代わりS久保田が入り、セットを決めにかかるも、相手のミドルによる力強いスパイクにより点を奪われる。デュースにもつれたものの、入来のスパイクが決まり、最後は慶應の粘り強いつなぎが相手のスパイクミスを誘発。26-24で慶應が第1セットを先取した。
第2セット
2セット目は慶應のサーブからスタート。相手のレシーブを崩すも、スパイクを決められ0-1と先制を許した。しかし、すぐにOH山口のスパイクとブロックが連続で決まり、2-1と巻き返す。その後は互いにブレイクを奪えない展開が続いたが、5-6の場面で相手のサービスエースにより5-7と2点差のリードを許す。それでも入来のフェイントやネット際での巧みな攻防で相手のブロックアウトを引き出すことで流れを引き戻し、7-7と再び追いついた。中盤は拮抗した状態が続く中、16-16で入来と稲井のスパイクにより慶應が連続得点を獲得し、立正に対して2点差をつけ、流れを掴む。ここで立正大学が1回目のタイムアウトを要求。タイム明けも慶應は粘り強いレシーブと多彩な攻撃でリードを死守し、20-18の場面で稲井に代わり久保田が選手交代で入った。久保田のサーブで相手のレシーブを乱すと、崩れた攻撃を入来が拾い、山口のバックアタックにつなげ、ブレイクに成功する。その後も、勢いに乗る慶應は、入来のスパイクで相手のレシーブを乱し、相手のダブルコンタクトを誘発。さらに松山がネット際での競り合いを制してスパイクを決め、24-20と点差を広げてセットポイントを握り、立正大学が2回目のタイムアウトをとる。タイムアウト後、相手のスパイクが決まり、サイドアウトを取られる。続いた力強いサーブにより慶應のサーブレシーブが乱れ、相手のダイレクトでブレイクを許し、一時24-22まで迫られるが、最後は山口の正確なサーブレシーブからの入来の力強いストレートが決定打となり、25-22で慶應が第2セットを取った。
第3セット
先に2セットを先取し、勢いに乗ったまま第3セットも取り切りたい慶應は、入来のライト攻撃が決まり1-0と好調なスタートを切る。しかし、続くラリーで得点を許し、その後も今田を中心に粘り強い繋ぎを見せるが、ロングラリーの末に4連続失点となり、1-4とリードを許す展開となった。その後、相手のサーブミスから慶應にサーブ権が回ると、入来のサーブから緒方の好レシーブ、清水のリバウンドを経て再び入来のスパイクが決まり、このセット初のブレイクを獲得。流れを掴みかけた慶應だったが、再度相手にブレイクを許し、5-9と点差が開いたところで慶應がタイムアウトを要求した。タイム明け、清水のスパイクでサイドアウトを奪うと、続く松田のサービスエースで再びブレイクに成功。その後、立正にサイドアウトとブレイクを許す場面もあったが、清水のスパイクや松山のブロック、さらに相手のミスも重なり、慶應は11-11と同点に追いつく。立正がここでタイムアウトをとるも、流れを渡さず、松山のスパイクで12-11と逆転に成功した。中盤は一進一退の攻防が続く中、慶應は稲井・松田のブロックで得点を重ね、さらに入来・松山・稲井のスパイクも決まり、18-15とリードを広げる。ここで立正が2度目のタイムアウトをとる。タイム明け、立正にサイドアウトを取られるものの、清水のスパイクでブレイクを阻止し、19-16とリードを保った。このタイミングで稲井にかわりR井上がコートイン。途中、井上が好レシーブを見せるも、相手のスパイクがブロックに吸い込まれ、ブレイクには至らなかった。終盤、立正に2連続ブレイクを許し22-21と迫られるが、入来のスパイク、山口のブロックにより24-21とセットポイントを握る。最後、相手のミドル攻撃に1点を奪われるも、慶應もミドルから稲井の攻撃が決まり、25-22で第3セットを取った。
よってセットカウント3-0で本塾の勝利となり、開幕5連勝を飾った。
会場まで足をお運びいただいた皆様、Instagramによるライブ配信やXとplayer!による得点速報をご覧いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。
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