男子

元気を与えたい

法学部政治学科卒業生  西山 誠一郎

秋涼の候、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。法学部・政治学科4年の西山誠一郎です。

秋のリーグ戦が始まって、1カ月が経とうとしています。しかし、私はいまいち練習に気持ちが乗っていませんでした。副将の大槻(総・4)のケガにより、主力のメンバーが欠けた状態で試合を戦わないといけなくなり、リーグ戦が始まってからも体調不良者が多数出るなどしました。

しかし、これらのことは私が練習に身が入らないこととは何にも関係なく、大槻も体調不良になった人も、本当にかわいそうで、辛かっただろうし、元気になって戻ってきてねと願っています。

私が練習に身が入っていなかった原因は、他でもなく自分にあります。私はチームにあるどよんとした雰囲気に流されていました。どよんとした雰囲気とは、何だか皆疲れていて、元気のない感じのことです。私はその状態が良くないと思っています。

しかし、皆に元気にバレーしろということを伝えたいのではないです。そうではなくて、私が皆に元気を与えたいと思っています。そのためにすることは2つです。

1つは練習中にたくさん声を出すことです。私は、声を出すことによって皆の気持ちを明るくしたいです。具体的には褒める声と、成長を促す声です。褒める声では、いいプレーを評価する声に加えて、その人の成長したプレーや姿勢に賞賛の言葉を伝えます。以前、熊谷(商1)の活動日誌では、成長は変化だと言っていました。私もそう思います。成長した姿を褒めるためには、その人の変化に気付いてあげることが大切です。したがって、練習中の皆の姿をよく見て、その成長に賞賛の言葉を伝えていきたいです。

一方で、成長を促す声では、もっとできたこと、できそうなことに対して、「君ならできる!」といった言葉をかけたいです。これは期待ではなくて、その人の無限の成長を信じてかける言葉です。何度失敗しても、もっとできる、まだまだこれからと思い続けてあげることが必要です。したがって、期待よりも応援しているということを伝えていけたらなと思います。

2つ目は、自分が元気にプレーすることです。どよんとした雰囲気がチームに伝播していったように、元気も同様に人に伝播していくものだと考えます。よって、人に元気を与えるためには自分が元気であることが必要ですが、そのためにすることは2つです。1つは、対人の練習から滑り込んだり、ブロックフォローやサーブカットなどのちょっとした練習に全力で取り組んだりすることです。2つ目は、リアクションを大きくすることです。自分がナイスプレーをした時のリアクションを大きくし、仲間のナイスプレーを一緒に喜んでいくことによって、明るい気持ちをチームに共有していきたいと思います。

以上2つのことを行うことで、元気を全身で表現して、チームに少しでも元気を与えていきたいと思います。

秋冷のみぎり、皆様方の健康を心よりお祈り申し上げます。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェアする

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる