男子

一部リーグの意義

商学部2年  鍬塚 凛

日頃よりお世話になっております。商学部1年の鍬塚凛です。
日差しもジリジリと夏の熱気を帯びつつある中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

まず初めに、私がこの活動日誌を書いている6月21日についに東日本インカレが開幕し、塾バレー部は山形大・信州大を相手に連勝し幸先の良いスタートを切ることができました。しかし、次戦の相手は奇遇にも「早稲田大学」となりました。塾バレー部にとって苦しい戦いになることは必至でしょうが、チーム一丸で挑み、「関東一部上位校を倒す」という東日本インカレの目標を最高の形で達成したく思っております。応援のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は「一部リーグの意義」について話させていただこうと思います。私は右も左も分からないまま、入部翌週から関東一部春季リーグに参加するという大変贅沢な経験をさせていただきました。その中で、一部リーグ独特の緊張感や、私自身進学による環境の変化もあって疲弊し、本当にこのままこの生活を4年間続けられるか不安になる時もありました。

しかし、そんな時に読んでいた東京学芸大学の高橋宏文監督の著書に
“ 一部リーグの存在意義の一つとして「日本のバレーボールの強化」が挙げられる。「好きだから参加します」という世界ではない。バレーを仕事としたり日の丸を背負うための土台を作るのが一部リーグの役目であり、このような環境に身を置くからには「バレー界を担う」という覚悟が必要である。”
と書かれた一節がありました。私はこの一節を読んでハッとすると同時に奮い立たされました。今自分がいる場所は単にバレーボールが好きだから、楽しいからというだけでいられるような甘い場所でない、また志の高い仲間が集まる塾バレー部がいかに恵まれた環境であるかを再確認させられました。

幸いなことに私達は、秋季も一部リーグで戦い続ける権利を勝ち取ることができました。志の高い仲間と共に、秋もこの「関東一部リーグ」を戦い抜きたいと思います。

乱文失礼いたしました。

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