平素よりお世話になっております。法学部法律学科4年の光嶋七海と申します。
梅雨を迎え、日中の蒸し蒸しとした暑さの中、練習着の替えが必要になり始めたことに本格的な夏の訪れを感じます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日、春季リーグ最終戦である順位決定戦が行われました。戦績は以下の通りです。
対 成蹊大学 2-0
慶應らしい粘り強さが随所に見られ、最終戦にして念願のリーグ初勝利を挙げることができました。
約1か月半の間、皆様の温かいご声援に心より感謝申し上げます。
岡澤(文4)の心温まる言葉に続き、君園(経4)の素晴らしい日本語のブログの後で、少々プレッシャーに感じておりますが、
本日はリーグを終え、これまでの振り返りから感じたことを少し綴らせていただきます。
今回の春季リーグの最終戦績は1勝5敗。悔しさの残る結果となりました。1週間ごとに対戦相手の分析・対策を行ってきたものの、なかなか勝ちを挙げられず、試合を重ねるごとにもどかしさが募るばかりでした。どの学校も力の差が大きくあるわけではなく、どの試合も勝つことができた、と思えるからこそより悔しさが込み上げる一方で、本番で自分たちの実力を出し切れないのもまた実力のうちであると痛感します。
「もっとこうできたはず」と試合の度に何かしらの悔いが残ってしまうのは、練習において本番を想定し切れていないからであると考えます。
「練習は本番のように、本番は練習のように」
宮﨑(文2)が掲げてくれた先週の練習テーマです。
本番の流れの速さや焦りの中では一つ一つの技術に目を向ける暇はありません。ボールを扱えるのは一瞬しかないからこそ、普段やってきた自分のプレーがそのまま出ると思います。一球一球を大切にし無意識でも出来るように練習してきたことは、本番で多少の環境の変化があれど安定して発揮できるし、治すべき癖や出来ないことをあまり意識せずに練習をただこなすだけでは、本番で自分の悪い部分が多く出てしまいます。
だからこそ、練習での一球は本番の一球に直結するという気持ちが大事であると、リーグ戦を通して改めて感じましたし、これからも大事にしていきたいと強く思います。
私は本番では8割の力が出せればいい方であると考えています。もちろん全力で試合に臨みますが、やはり相手がいて勝敗を意識する分、ある程度のレベルと確実性を求めるとなると8割が限界なのかなと思います。(もちろんいつも以上に力を発揮できる、という日もあるかとは思います)
捉え方によってはネガティブにも聞こえるかもしれませんが、個人的には本番で力みすぎず、自分のプレーを出すうえで非常に役に立っている考え方です。
本番で8割しか出せないのであれば、練習を10割で臨み自分の持つ8割のレベルを引き上げていけば、自ずと本番で出せるプレーのレベルは上がります。そして次第にその8割が過去の自分の10割の実力になっていくと思います。サーブでいえば、今まで一か八かで角の際どいコースを狙っていたとしても、練習で全力で打った時の成功率を高めていけば、試合で8割の力で打っても、ある程度の威力を持ち攻めつつも確実に狙い崩すサーブが打てます。そのために、普段の練習から100%の力で試し、挑戦し続けることを私は大事にしていきたいと思います。
毎日の練習をどう過ごすかは個人の意識次第です。毎日100%を維持し練習に臨むのは難しいことかもしれませんが、本番で自信を持ってプレー出来ずに悔いが残らないよう、最後の最後まで学び高め続ける姿勢を忘れずに、自分が引退する時に「やりきった」と思える時間を過ごしたいと思います。
改めまして、今回の春季リーグ戦におきまして、皆様の温かいご支援とご声援に心より感謝申し上げます。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
長文、乱文、大変失礼いたしました。
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