日頃よりお世話になっております。法学部法律学科2年の一木脩平と申します。
梅雨がもうそこまでやってきておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は先日、神宮球場で行われた野球の早慶戦に、同期と観戦しに行きました。現地で見る早慶戦は、想像していた以上に迫力があり、両校の意地のぶつかり合いを肌で感じ、鳥肌が立ちました。また、早慶バレーボール定期戦では、応援してくださる皆様のためにも、全力で盛り上げようと改めて感じることのできた良い機会になりました。
さて、今回は私自身が春リーグを通して感じたことを、伝えさせてもらおうと思います。皆様もご存知かと思いますが、春リーグの結果といたしましては、3勝8敗でリーグ9位。入替戦は回避する形にはなりましたが、当初の目標であったリーグ7位には残念ながら届かない結果に終わりました。しかし、秋リーグも関東一部という大きな舞台で戦うことができると前向きに捉え、春リーグのリベンジを果たすことをここに誓います。
春リーグが始まる前から覚悟はしていましたが、やはり関東一部で勝つというのは、そう甘くはありませんでした。1勝を挙げることの難しさを痛感すると同時に、昨年の「勝利が当たり前」であった秋リーグとのギャップに戸惑っていたのも事実です。春リーグ1、2週目あたりは、試合に負けた後は今までやってきたことが全て否定された気がしてしまい、中々立ち直れないこともありました。
しかしそれこそが私の弱さでした。選手たちやアナリストの先輩方は、敗戦後も前を向いていました。リーグは高校の大会のようなトーナメントと違い、一度負けても終わりではありません。一度の負けを引きずっていては、次の勝利のチャンスを逃してしまいます。そこで私が気持ちを切り替えるためにあみ出した秘策こそ「気楽にいこう」なのです。これは決して試合に対して手を抜くというわけではありません。もちろん、リーグで一試合でも多く勝つために毎試合最善の準備をして臨み、試合後には必ず振り返りをします。しかしどんなに分析・対策をしたとしても、負けるのが勝負事の世界です。部員全員がそれぞれの役割を全うしても負けるのであれば、それは「相手が強かった」と割り切り、すぐに次の試合に向けて準備をする。そして次の勝利のチャンスを逃さないために、敗北をネガティブに捉え過ぎないようする。
これこそが、私がこの春リーグを通して培った「気楽にいこう」なのです。
さて、現在塾バレー部は束の間のオフを終え、次なるステージである東日本インカレに向けて、部員全員が少しでも成長できるよう、練習に励んでいます。私自身も、アナリストとしてこの春リーグで至らなかった部分を改善していき、「チームで一番成長した男」と呼ばれるよう、精進してまいります。
乱文失礼いたしました。