お世話になっております。
環境情報学部2年の芳賀祐介です。
雲一つない晴天の暖かい日もあれば、手が悴む様な冬の尾を感じてしまう日もあります。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回、私がお話しさせていただく内容は、原点を見つめ直す、というものです。
この原点とは私が体育会に入った理由です。なぜこのような思慮に至ったのかと申しますと、どうして私は今もバレーボールを続けているのかと考えたからです。私も4月からは括りとしては上級生になります。卒業後の進路やこれからのキャリアを想像した時、今まで自分が成し遂げた事や続けてきた事の意味について考えました。そのとき、やはり私の人生に大きな影響を及ぼしているのがバレーボールで、なぜ今も続けているのかと、原点を再確認する事で日々の練習の原動力となると気づきました。
見つめ直した私の原点は「自分のバレーボールの心技体を向上させて、塾バレー部に勝利をもたらす事」です。
私は塾バレー部に恋をするためでもなく、友達を作りに来た訳でもないのです。入部してからの2年間を振り返ってみると、これまでお世話になった先輩には感謝してもしきれません。同期にはいつも迷惑をかけてばかりで、一生懸命に頑張る彼らの姿を見て自分をもう一度奮起させています。後輩からは元気をもらい、半学半教の精神で日々高め合っております。OBOGの皆様・応援してくださる全ての方々のご支援やご声援にはとても感謝しております。
よく考えてみれば、上記に挙げさせていただいた全員が塾バレー部の勝利を願っています。当たり前の事ですが、毎月現役部員が納めている部費だけでは、あんなにも綺麗な日吉記念館を毎日使える訳もなく、何不自由なくバレーボールをさせてもらえる環境もご支援があってこそです。
今一度、私を含めた現役部員一同、なぜ私たちが体育会に所属しているのか、それは「塾バレー部のバレーボールでの勝利に貢献するため」であるという事を再確認する必要があると感じます。
塾バレー部には、バレーボールでこれから生きていく人間や、逆に小学校、中学校、高校と輝かしいバレーボールキャリアを築いた者が最後に燃え尽きる様にバレーボールをする人間がいる場所です。そして、自ら進んで塾バレー部を日本一にするために入部した者しかこの体育会バレーボール部にはいないはずです。誰一人として、部員はそのような命を、全てを懸けてバレーボールをしている人間を邪魔する事はできないのです。
来たる春リーグ、私達は幸運にも関東一部リーグで戦うことができます。前々年度のチーム小出は、春リーグをコロナ禍で失い、秋リーグを関東二部でしか戦えない失意の中で全勝優勝して前年度のチーム髙倉に関東一部の舞台を用意して引退しました。チーム髙倉は春リーグを一部で戦い、4勝をあげたものの、入替戦で敗れ再び失意の中、秋リーグで優勝して私たちに関東一部の舞台を用意して引退しました。
私達が戦う事ができる関東一部の舞台は誇り高く、尊いものです。そして、バレーボール以外で悩んでいて勝てるほど甘い舞台ではない事は関東一部で戦わせていただいた私が身をもって知っております。
残り1ヶ月半ほどすれば春リーグ開幕となる事を全員で、再認識して勝利を掴むために日々精進します。
春とは名ばかりの寒さですので、くれぐれもお体にはご留意ください。
乱文失礼いたしました。