日頃よりお世話になっております。
商学部二年の渡邊大昭です。
残暑が厳しく、台風にも見舞われ体調管理が難しい中皆様如何お過ごしでしょうか。私は夏休みが終わりに差し掛かっていることから、語学の復習を始めましたが何もかも忘れていたため、十月から始まる秋学期の授業に不安を抱いております。
先日秋季リーグが無事に開幕しました。秋季リーグ開催にあたって尽力してくださった関東学連の方々をはじめ、関係者の皆様、心より感謝申し上げます。本塾は四連勝を飾りましたが、結果にこだわったプレーが多く見られます。私はバレーボールに対する純粋な楽しさが薄れているのではないかとコートの外から見て感じております。
春季関東一部リーグで戦っていた時は、格上のチームばかりで、相手のプレーに対して割り切っていることが多く、果敢に一部のチームに全力で戦っていく中で多少のミスが出てもマイナスに捉えず、しょうがないと思うところもありました。むしろ高いレベルで戦える楽しさがありました。しかし、今回のリーグ戦は一部リーグ復帰を目指す以上、一つのミスも許されない状況であるのは確かです。練習中からもその意識が感じ取れる指摘や声が多くなっているのも事実です。だからこそ楽しさよりも結果にフォーカスを当てている人が多いと感じております。
しかし私はスポーツをしている上で一番大切なこととは、そのスポーツへの熱を持って覇気を巡らせ、全力で相手と戦い楽しむことではないのかと考えております。結果ももちろん大事なのですが、それ以上にバレーボールを楽しまなければいい結果がついてこないと思いますし、実際結果がついてくる時は、バレーボールを純粋に楽しんでいると思います。
楽しむためには、強さが必要ですし、練習が必要です。現状維持ではなく、成長し続ける姿勢がこのチーム全員に見られます。もう一度バレーボールを純粋楽しんでいる頃の自分を思い出し、一戦一戦全力で戦いましょう。慶應義塾体育会バレーボール部は春季リーグで経験した喜びや悔しい思いを胸に秋季リーグではチーム一丸となって必ず関東一部リーグに復帰してみせます。
秋季リーグ戦が続いていく中で、バレーボールができること、練習ができること、毎週当たり前のように試合ができること、一つ一つのことに改めて感謝し、応援してくださる方々へ結果で恩返しできるよう全力で練習していきますので、これからも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。乱文失礼致しました。