男子

意識の差

環境情報学部4年  芳賀 祐介

日頃よりお世話になっております。環境情報学部2年の芳賀祐介です。

秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。北海道出身、通称”道産子”の私はある事情により8月の暑さを耐え忍ぶことができたため、何事もなく元気に9月を迎えられたことを非常に嬉しく感じております。9月10日の中秋の名月にはまさに”名月”の名前に相応しい月が秋空に堂々と昇っており、実家のある北海道に想いを馳せていた次第であります。

さて、今回私がお話しさせていただく内容は意識の差についてです。前述させていただいた通り、私は日本の8月を経験せずに現在に至ります。その理由は、U20アジアバレーボール選手権に向けた事前合宿と本大会があったためでした。本大会はバーレーンという国で開催され、約半月ほど日本を離れて過ごしておりました。
皆様聞き馴染みがないであろうバーレーンは、インドよりもさらに西にあるペルシャ湾に浮かぶ小さな島国で、日本との時差は6時間、公用語はアラビア語です。現地での通貨はバーレーンディナールといい、記念に何十枚も持っておりますので欲しい方は是非私に声をかけてください。

日本での事前合宿と現地での本大会、併せて約1ヶ月と1週間を世代のトッププレイヤーと現役Vリーガーである監督と過ごさせていただいた中で感じたことが先程述べた意識の差です。
世代のトッププレイヤー達はもちろんバレーボールの能力は優れているのですが、中身は普通の大学生です。遊ぶときは遊ぶし休むときは休みます。しかし、いざバレーボールが始まるとそれまでののんびりとした雰囲気はガラッと豹変し、一気に全員が練習に集中して質の高い練習が始まります。そして練習が終わった瞬間に再び普通の大学生に戻るのです。もちろん、塾バレー部の練習が全員が集中しておらず、質が低い練習をしているという訳ではないのですが、あそこまで全員が徹底してメリハリをつけられてはいないと感じます。

現在塾バレー部は春の入替戦にて屈辱的な敗北を喫し、秋のリーグ戦は2部リーグで戦っております。特に入替戦で敗北したあの瞬間の悔しさは何にも例え難いものでしたが、それを鮮明に覚えている部員は何人いるでしょうか。春の雪辱を晴らし、秋リーグ、全日本インカレで結果を残せるよう、遠征での経験をチームに還元したいと考えております。

これからの時期、朝夕冷え込んでまいりますので、皆様お健やかにお過ごしください。
乱文失礼いたしました。

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