朝夕はしだいに涼しさを感じる頃となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
法学部政治学科3年榎本莉英です。
秋季リーグ戦が9月25日(日)より開催されることが決定いたしました。
チーム練習も一段と緊張感が増し、試合を意識して日々励んでおります。
今回のブログでは、私の変化についてお話ししたいと思います。
春季リーグ戦、東日本インカレ、早慶戦と戦ってきた中で、
試合に臨む際の心境が昨年までとは違うことに気づきました。
それは「下級生として臨む心境」から、「上級生として臨む心境」への変化でした。
私は1年生の頃からミドルブロッカーとして、コートに立たせていただいております。
1年生時は日々先輩の素晴らしいプレーを目にし、いつか私もこんなプレーがしたいと憧れを抱いておりました。
自主練習で先輩とスパイクを打ち、先輩と私のフォームでは何が違うのか研究もし、
とにかく先輩に追いつきたいという一心で取り組んでいました。
その一方で、先輩と自身の実力の差がわかっているからこそ、
いざ試合で自分にトスが上がるととてもプレッシャーを感じていました。
先輩が必死に繋いだボールを、私はミスしてしまうかもしれない。
トスが上がってボールをヒットするまでの一瞬の間に不安がよぎり、ミスを恐れた弱気なプレーをしていました。
練習でできることは増えていっても、試合という緊張の場面でその不安に打ち勝てない。
そんな自分に自信を持てたことはありませんでした。
しかし昨年ミドルブロッカーの先輩が引退され、私がミドルブロッカーのメンバーを引っ張っていかなければいけなくなってから、少しずつ心境は変わっていきました。
後輩に対してお手本となるようなプレーをしよう、チームがミドルブロッカーに求めることを1番体現しよう。
これらの気持ちが強気でプレーするエンジンとなり、より素早く、より力強くスパイクが打てるようになりました。
そして試合中の大事な場面、私が決めるからトスをもってきてほしいと思えるようになりました。
まだまだ頼りない姿を見せてしまうこともありますが、強気なプレーをしようというエンジンはガンガン回し続けていきたいと思います!
そして上述した経験を踏まえて、私は後輩の不安を理解し、少しでも軽くしたいと考えています。
まずは後輩がのびのびとプレーできるような環境をつくりたいと考えていますが、
どうしても先輩とプレーすることは緊張するもので、私自身も下級生のうちに解決することはできませんでした。
私は後輩の緊張や不安を解消することに取り組みつつ、その心境を理解し、
後輩がミスをしても私が取り返すから大丈夫、といえるような存在でいたいと考えます。
この先輩がいるから大丈夫、後輩にそう思ってもらえるよう、
そしてチームに安心感を与えられるよう、これからも精進してまいります。
4年生と戦う最後のリーグ戦へ向け、1日1日の練習を大切にし、チーム一丸となって励んでまいります。
ご声援のほどよろしくお願いいたします。
さわやかな秋、皆様お元気でお過ごしください。
長文、乱文失礼いたしました。