男子

チームの質

経済学部4年  細野 一真

日頃よりお世話になっております。
経済学部2年の細野一真です。

6月上旬に梅雨入りが発表され雨の多い日々が続くのかなと思ったのも束の間、30度を超える暑い日々が訪れもう夏が来たのかと感じておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私にとって初めて関東一部での春リーグを経験し、全12戦を終えることができました。春リーグ開催にあたり日々尽力してくださった学連並びに関係者の皆様、会場に足を運んでくださった皆様、オンライン配信を通じて観戦してくださった皆様、心より感謝申し上げます。

4勝8敗と負けの多い春リーグを通して多くのことを学びました。その中でも特に感じられた事は、トップの学校はチームの質がとても高いという事です。チームの質というのはバレーボールの上手さという観点だけではありません。バレーボールの技術以外に試合前の下級生の働きであったり、審判など様々な仕事に対してもきびきびと動き、選手一人一人が自ら考え行動していると感じました。我々が手を抜いているというわけではもちろんありません。日々一年生をはじめ下級生が意識高く仕事をしています。しかし、トップレベルというのは実際に目の前で経験しないと分からないと感じました。今まで経験してきた2部のチームには無いものがそこにはありました。トップチームは雑用的な仕事に関しても質を高く行動することが大切であると理解しているからこそトップに居続けられているのではないかと考えました。ただバレーボールが上手であることがトップにいる秘訣ではなく、バレーボール以外のことを大切にすることでトップにいるのだと思います。話は少し違いますが、メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手がグラウンド上に落ちているゴミを拾っている事をご存じの方も多いかと思います。大谷選手はゴミを拾うことを「良い運を拾うこと」と考えこのような行動をとっているそうです。このようにスポーツの技術以外のところにも視点を向け、レベルの高いチームにふさわしい行動をしていきたいと思います。

最後になりますが、今週には東日本インカレが開催され、また入替戦も控えています。春リーグで経験したことを踏まえチーム一丸となって戦い、絶対に一部残留いたします。そして秋リーグもトップチームと共に戦い、多くのことを学びたいと強く思います。

乱文失礼いたしました。

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