男子

行ったことのない地平線の先

経済学部卒業生  下田 悠生

日頃よりお世話になっております。
経済学部4年の下田悠生です。

梅雨入りしても、夏のような晴れで暑い日もありますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。私は練習へ行くとき、ポロシャツにしようかYシャツにしようか、迷う日々です。

今回は、「行ったことのない地平線の先」というテーマでお伝えできればと思います。現在はどこに行くにも正解となる道順を検索することができ、それ通りに行けば失敗はありません。しかし、14世紀に行ったことのない地平線の先を目指すとなると、どれくらいの時間がかかるかもわからず、何が正解かもわからない状態です。この状況は、現在の私たちの状況に似ていると私は思います。

春のリーグ戦にて専修大学に敗れ、4勝8敗という結果で終了しました。1部の舞台が初めての部員も多い中、4勝を積み重ねることが出来ました。私がこの部に入って4年目になりますが、1部で4勝したのは初めてです。しかし、もっとやれるという感覚を持ち、全日本インカレでの日本一に向け多くの課題を認識したリーグ戦でした。

私たちには全日本インカレで優勝した経験はありませんし、リーグ戦で5勝以上積み重ねた経験もありません。また、バレーボールにおいて正解といえるような上達方法はなく、今後は「行ったことのない地平線の先」を目指す戦いが始まります。

そこで私が気を付けたいことが、正解に近いと思われることを口に出し、それをやりきることです。正解がないからこそ、自分の考えを口に出し、チーム全体で考え抜く。その上で、やると決断した事柄は最後までやりきる。正解のない課題に対してはそういったできる事を積み上げていくしか方法はないと感じております。すべての試合に対し、やりきったと思えるような準備を行い、勝敗に限らず、良いパフォーマンスが出来たと試合後に言い合えるような努力を目指し励んでまいります。

今年の春のリーグ戦はUNIVASによる配信や、有観客試合も増え、皆様に試合をご覧いただける機会が増えました。多くの方々の声援や支えがあって、春のリーグ戦を完走することが出来ました。ありがとうございます。そんな中、皆様も悔しいと感じる試合も少なくなかったと思います。しかし、部員一同それと同等、もしくはそれ以上の悔しさを感じ、もがきながら成長を求めて励んでおります。そのため、東日本インカレ、入替戦、早慶戦、秋のリーグ戦と試合が続きますので、今後とも温かいご声援よろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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