梅雨の訪れを感じつつも、時折初夏の爽やかな風を肌で感じる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
文学部4年の佐々木怜です。
先週のブログで同期の黒木が申し上げていた通り、現在は基礎的な練習を中心に、日々活動をしている最中です。試合前の調整の練習とは異なり、体力や筋力を強化するようなメニューも少しずつ増えてきました。そんな中、この頃特にひしひしと感じるのが、夏への不安です。まだ初夏の暑さではありますが、体育館の熱気が、夏練を思い出させるものとなってきました。部員たちの汗の流し方や顔の赤さが、このところ全く違います。六月下旬に控える東日本インカレを終えると、私たちTeam 2022は本格的に夏練習に向けて動き出します。夏練はこれまでに何度も経験しているとはいえ、体力面・技術面共に相当追い込まれる期間となります。現在は東日本インカレに向け、チームで定めた目標に向けて全員で駆け抜けているところではありますが、容赦ない夏の暑さと湿気に負けない体力面での強化も非常に大切だと感じております。
四年生である私にとって最後の夏に向けた意気込みは、「表情豊かに」です。これには笑顔も、悔しい顔も、思いっきり豊かに表現しながら、仲間とバレーボールを楽しみたいという想いを込めています。自身の技術・体力向上に向けて精一杯練習できる最後の夏です。厳しい追い込み練習で体力的にしんどい時もあるかもしれません。しかし、少しでも精神的な前向きさを維持するためには、練習中の自分や仲間のいいプレーに対して思いっきり笑顔になること、あるいはミスをしてしまったり、仲間に迷惑をかけてしまった時は、しっかりと悔しい気持ちや申し訳ない気持ち、同じミスを繰り返さないという気持ちを全面に表情に出すことが大切で、それがチーム全体の活気にも繋がると思っています。パスの相手が楽しそうに明るい表情をしていれば、たとえその日自分の調子が悪くても、自然と明るい気持ちになります。ミスをしても無表情でいるより、悔しそうに「もう一本!」と発すれば、周りからの声掛けやアドバイスも変わってきます。そんな意味を込めて、私自身は「表情豊かに」、残された上半期シーズンと最後の夏を、20人の仲間と駆け抜けていきたいと思っております。
改めまして、このブログを読んで下さっている皆様をはじめ、日頃から心温かいご声援をくださっているOB・OGの先輩方に感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
末筆ではございますが、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。