男子

大学3年生になって感じたこと

経済学部卒業生  島田 航希

日頃よりお世話になっております。経済学部3年の島田航希です。
梅雨の時期に入ったことで、最近はビーチバレーがあまりできなくなってしまいました。そのため、私としては梅雨明けがすごく待ち遠しい日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、いよいよ今週末で私が大学に入学して初めての関東一部の春リーグが終わりを迎えます。今週末の試合で入替戦にまわるのか一部残留を確定させるのかが決まるため、試合をしている夢を見るほど気持ちのゆとりがなくなっております。
リーグ戦はまだ終わっておりませんが、良い機会だなと思ったのでこの場をお借りして部員に対する私の純粋な感謝の気持ちを述べさせていただこうと思います。私自身このようなことを素直に伝える性格というかキャラクターではないので信じてもらえないかもしれませんが、関東一部という大学最高峰のリーグ戦を通して感じたことがあります。まず、アナリストはリーグ戦の全78試合を分析してデータ化する膨大な業務を部活の時間は勿論、家にいるときの私的な時間にも行い、さらに試合の戦術を考えていると思うとその作業量は計り知れません。私たち選手は自分の試合が終われば帰宅できますが、アナリストはその後も会場で他大学の分析を続けなければいけません。このようにアナリストをはじめ、試合前後に審判をしてくれる人、試合中写真を撮ってくれている人、SNSを通じて慶應バレー部の知名度を上げようとしてくれる人、汗で濡れた床をワイピングしてくれる人、全力で声を出して応援してくれる人、アイシング用の氷を作ってくれる人など試合に出ている選手を支えてくれている人達がいないとこの部活は成り立ちません。私はそういった人達に心から感謝しているとともに、正直なところ試合に負ける度に支えてくれている人たちを裏切るような気がして胸が痛みました。試合で勝つことでしか恩返しが出来ないのにもかかわらず、試合に負けて悔しい、という気持ちよりも自分が本当に情けなくなりました。しかし、それはポジティブに捉えると自分の原動力であり、モチベーションにも繋がっています。

もう2022年も後半を迎え、感謝の気持ちを表現できる場面も限られております。春リーグは納得のいくものではありませんでしたが東日本インカレでは強くなった慶應がお見せできるよう日々精進し、必ずや良い結果を残したいと思いますので、応援のほど宜しくお願い致します。それでは失礼致します。

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