青空が広がり、暑さを感じる日が増えてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。商学部4年の倉員里桜です。
さて、5月21日の試合をもってチーム2022の春リーグが終了いたしました。3年前の大学1年生の時の秋リーグで3部に復帰し約2年半3部リーグの舞台で奮闘を続けて参りました。強豪高校出身の選手が1人もいない中、推薦選手揃いのライバル校にいかに打ち勝つか、チーム全体で考え、3部残留の糸口を見出そうと様々なことを試し、挑戦し、もがいたシーズンだったと思います。新たな取り組みがたくさん導入されましたがその中から2つほど紹介させていただきます。
部員の21名は高校時代に基礎的なトレーニングを身に着けてきたわけではないため、バレーボールに必要な筋力、体の使い方を知らずにトレーニングや、技術的な練習に取り組んでおりました。基礎的な体の使い方が分からずただバレーボールに取り組んでいても基礎ができていないため、応用を行った際に強豪チーム出身の方たちとは圧倒的な差が生まれてしまいます。そこで、理学療法士の宮本先生をトレーナーとしてお招きし、これまで重視されてこなかった、体の使い方の基礎を身に着けるために、ご指導いただいております。
従来の縦割り制度(1年~4年を縦割りした学年混合班)は5、6名で編成されていましたが、チーム2022では3人班に分け、密なコミュニケーションを取れるようにしました。この結果、従来の縦割り制度と比べ悩みを打ち明けやすくなり、一緒に解決することができるような成果や、後輩・先輩が何を考えているのかを今までより知ることができるようになり、バレーボールに大切な信頼関係が築けていると自身は感じております。
これらの取り組みは、他校には当たり前のことかもしれません。しかし、私たちの部にとっては新しい取り組みであり、今後も継続していきます。そして、その取り組みを行うにあたって、人とのつながりは欠かせません。同期7人、チーム21名の考えのみならず、チームを客観視してくださる、スタッフの方々、宮本先生、仲良くしてくださっている他校の皆様の力を借りて今後も様々な取り組みを行い、秋リーグではよい結果を残すことができるよう精進してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。