男子

一部リーグの壁

環境情報学部卒業生  松本 喜輝

こんにちは。環境情報学部3年の松本喜輝です。
梅雨の兆しが見え、寒暖の差が激しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は毎日の練習や授業にワイシャツで行くのか、ポロシャツを着ていくのかを迷いながら外へ出る生活を送っています。

春リーグの試合数も残り半分へと迫ってきました。これまでの戦績は2勝4敗とあまりいいとは言えない結果を残してしまっていることは確かです。私自身も初めての一部リーグでの試合ということで初めての経験をさせてもらっています。大学トップレベルの高さを誇るブロックやどんなボールでも拾いつなげてくる粘り強さなど、私が体験したことのないものでした。また、毎週全力で挑む試合は去年のリーグ戦とは比べ物にならないような疲労感があります。しかし、このようなところでバレーボールをすることは私たちに課題を与えるとともに成長につながっていくものであります。私が最初に一部リーグで感じたことは、どのチームも自分たちのバレーボールのスタイルを確立しているということでした。どのチームも自分たちの強みをしっかりと研究し、強みを最大限に活かすことのできる戦い方をしています。そのような中で私たち慶應義塾の強みは攻撃力であると私は思っています。攻撃力であればほかの大学に勝るとも劣らないものを持っていると思います。その強みを活かしていくためのことを日々の練習から目標を持って取り組んでいかなければなりません。

私自身としても、今まで決まっていたものがブロックに阻まれたり、レシーブでつながれたりと今まで通りのことでは通じないのが一部リーグであると、頭ではわかっていましたが改めて思い知らされました。チームのエースとして厳しい場面や苦しい場面でボールが集まってくるポジションを任せられている私がこのようなことではチームを勝利に導くことはできません。私は練習から試合を想定したブロック相手にスパイク練習を行ったり、どのようにしたら点を取ることができたりするのかを考え、取り組んでいきたいと思います。

リーグも中盤に差し掛かり、苦しい試合が続きますが、応援のほど宜しくお願い致します。

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