例年と比べると少し早めとなりますが、梅雨を思わせる天気が続いております。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
文学部3年の岡澤紅芽です。
昨日から新チーム発足後、初の公式戦である、春季リーグ戦が始まりました。戦績は以下の通りです。
23日(土)vs立教大学 0-3
24日(日)vs桐蔭横浜大学 0-3
残念ながら両日とも敗戦となりました。
セットカウントの表記は残酷なものです。どんなに良いプレーがあっても、どんなに記憶に残る名場面があってもそのセットを取ることができなければ「0」としか表記できないからです。
チーム発足後、何度も複合練習や、練習試合を重ねてきましたが、この2日間は今まで見たことがないほどのチーム力が発揮されたように感じます。基礎練期間、コーチに教わった数々のことが実行に移され、全部員で行った入念な分析と共に相手校に立ち向かい、ボールに食らいつき、好プレーを出しまくり、1点が入る毎に全員が取り乱したように喜んでいました。しかし、残念ながら白星を上げることはできませんでした。
私個人の話を綴らせていただきます。私は自分で言うのもお恥ずかしながら、身に余る大役ではありますが、エースとしての役割をいただいています。
この2日間を通して、自分でも驚くほどのスパイクやサーブを決めました。決めた後の体育館に響き渡る歓声や、チームメイトが満面の笑みで迎えてくれることほど嬉しいものはありません。しかし今日(24日)の2セット目、23-24の場面でスパイクをアウトにし、セットを落としたことで、今まで必死に私に3本目を気持ちよく打たせようと繋いでくださった、競っている緊張した場面でその瞬間を持ってきてくださった、それまでの全てを台無しにしました。全部員の、打つ瞬間の自分の名前を呼ぶ声援、打った後の落胆の声・表情が頭から離れません。
一番点を取ること、苦しい時こそ決め、チーム盛り上げの火付け役となること、ありがとうと言ってもらえるプレーをすること、エースとはこれらが当たり前のようにできる人です。23-24の場面では24-24の展開に持っていける人です。
3部リーグや他のハイレベルの試合を生で見ていても、どの選手も輝いていますが、やはりエースは格別に輝き、頼り甲斐のあるプレーをしています。本当にそんな存在に自分がなれているのか、本当にエースと呼ばれるに値するプレーができているのか、という思いに自信を持てず、正直プレー外の場面でエースと呼ばれる度、内心ビクビクしています。プレー中はもちろん、そんな弱気な自分は完全に捨てて、弱点をカバーしていただいている分、なおさら自分の強みである部分は大事に、一番貢献するぞ、という強気な気持ちで最後の最後までいます。
次戦は来週に迫り、3部リーグ上位という目標達成のためには、もう1試合も落とすことはできません。悔やんで下ばかりを見ている時間はなく、次戦に向け切り替える必要がありますが、特に、今日のあの瞬間のあの光景が頭から消えることはないです。
来週からの試合では、より強く、理想的なエースに少しでも近づいた自分で戦うために、【勝ちたい】という全員の思いを実現するためにも、しっかり自分と向き合っていきます。
さらに、チームに活気とフレッシュさを与えてくれる新入生が既に2人も入部し、今後のチーム全体の、益々の成長が期待できることと思われます。
無観客での試合、かつ、今回の春季リーグ戦は諸事情によりInstagramでのLIVE配信は行いませんが、温かいご声援、そして、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。
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