平素よりお世話になっております。商学部3年の松山鼓太郎です。春の訪れを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
早速ですが、私は現在、バレー人生における最大の「谷」を登っています。部員や先輩方の中にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、これまでの私の競技人生における最大の「山」は、2年次の早慶戦でした。試合開始直前、目の前で出場を逃したあの瞬間の悔しさは、今でも鮮明に記憶に残っています。本当に大きな衝撃で、当時はどう気持ちを整理すればよいのか分からないほどでした。しかし、その経験から強く実感していることがあります。それは、人は乗り越えるべき山や谷が大きければ大きいほど、より強く成長できるということです。
そして今、私が直面している過去最大の谷が、左膝の怪我です。昨年9月頃から完治に至らず、現在も治療を続けています。本来であれば福岡合宿を一つの目標に調整を進めてきましたが、結果として間に合わせることができず、合宿では1セットもコートに立つことができませんでした。福岡合宿の4日間は、仲間が全力でプレーする姿を見つめながら、ただ悔しさと向き合う時間でした。しかし私は、この怪我を単なる挫折として終わらせるのではなく、新たな自分を形作る契機になるのではないかと考えています。
そのように思えるようになった背景には、宗雲監督の言葉があります。福岡合宿では、部員30人全員で雑魚寝をするという決して恵まれた環境とは言えない状況でした。その中で監督は、「この環境をどう捉えるかが重要である」とお話しされました。私はその言葉を聞いたとき、これはまさに自分の怪我と同じだと感じました。
「怪我が治らない」「悔しい」という感情だけで終わらせてしまえば、それまでです。しかし、物事の捉え方一つで、その経験は大きな意味を持つものへと変わるのだと思います。
正直に言えば、今は非常に苦しいです。つい先日も同期から「腐るなよ」と声をかけられました。悔しさは消えません。それでも私は、この怪我が自分自身をより強くしてくれる経験になると信じています。再びコートに戻り、全力でプレーできる日が待ち遠しくてなりません。今回の福岡合宿を経て、この谷を乗り越えた先にある新しい景色を見に行きたいと強く思うようになりました。
どれほど大きな山であろうと、どれほど深い谷であろうと、私は必ず乗り越えてみせます。
決意表明のような文章になってしまいましたが、活動日誌ということで、直近の活動報告としてご一読いただけましたら幸いです。
チームとしても残り約1ヶ月、そして個人としても最後の春リーグが目前に迫っています。後悔のないバレー人生を全うするためにも、春リーグでみんなで勝利を喜び合うために私は最後まで戦い続けます。
今後とも塾バレー部のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。